根岸町 (横浜市)

神奈川県横浜市中区の根岸町

根岸町は、横浜市中区の南西部に位置する町名です。行政地名は根岸町一丁目から根岸町三丁目で構成されています。住居表示は実施されておらず、昔ながらの町並みが残っています。

地理

根岸町は、中区の南西に位置し、北西は滝之上、北東は根岸加曽台、南は千鳥町、西は磯子区東町と隣接しています。

地価

住宅地の地価は、2024年1月1日の公示地価によると、根岸町三丁目135番1外の地点で29万8000円/m²となっています。

歴史

根岸町の歴史は古く、1901年（明治34年）4月1日に久良岐郡根岸村が横浜市に編入され、横浜市根岸町となりました。その後、埋め立てによる編入や、周辺地域との編入・分離を繰り返しながら、現在の形に至っています。

沿革

1901年（明治34年）4月1日：久良岐郡根岸村が横浜市に編入、横浜市根岸町となる。
1917年（大正6年）7月24日：埋め立てによる編入。
1919年（大正8年）6月17日：根岸町の一部を山元町へ編入。
1927年（昭和2年）10月1日：横浜市の区制施行により中区が新設され、横浜市中区根岸町となる。同時に、根岸町の一部を磯子区西根岸町、同区丸山町へ編入。
1928年（昭和3年）9月1日：根岸町の一部を麦田町、大和町へ編入。
1933年（昭和8年）4月1日：磯子区西根岸町の一部を根岸町に編入。同時に、根岸町の一部を根岸芝生台、寺久保、塚越、大平町、簑沢、大芝台、仲尾台、滝之上、根岸加曽台、豆口台、立野、西竹之丸、大和町、鷺山、柏葉、矢口台、根岸台、池袋、本牧荒井、本牧緑ケ丘、山元町、竹之丸、間門町、西之谷町へ編入。
1955年（昭和30年）4月1日：横浜市電の間門～八幡橋が開業し、町内を市電が通るようになる。
1957年（昭和32年）10月15日：埋め立てによる編入。
1962年（昭和37年）9月21日：埋め立てによる編入。
1963年（昭和38年）5月7日：埋め立てによる編入。
1964年（昭和39年）5月19日：国鉄根岸線が開通し、町内を線路が通るようになる。
1965年（昭和40年）1月13日：埋め立てによる編入。

世帯数と人口

2024年（令和6年）3月31日現在、横浜市が発表したデータによると、根岸町の世帯数と人口は以下の通りです。

世帯数：データ未提供
人口：データ未提供

※詳細な数字は市の公式発表資料をご確認ください。

人口の変遷

国勢調査による人口の推移は以下の通りです。

※データ未提供

世帯数の変遷

国勢調査による世帯数の推移は以下の通りです。

※データ未提供

学区

市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りです（2023年4月時点）。

※データ未提供

事業所

2021年（令和3年）現在の経済センサス調査によると、根岸町の事業所数と従業員数は以下の通りです。

事業所数：データ未提供
従業員数：データ未提供

事業所数の変遷

経済センサスによる事業所数の推移は以下の通りです。

※データ未提供

従業員数の変遷

経済センサスによる従業員数の推移は以下の通りです。

※データ未提供

施設

現存する施設

神奈川県立衛生看護専門学校

かつて存在した施設

間門飛行場：戦後、在日米軍によって設置された小型飛行機用の飛行場。伊勢佐木飛行場を閉鎖して移転。中区と磯子区にまたがり、滑走路は東西方向で約400メートルでした。米軍の接収は1955年3月から1960年6月にかけて段階的に解除されました。
横浜赤十字病院：通称「日赤病院」。1964年から2005年まで七曲公園の西隣にありましたが、その後、中区新山下に移転し、横浜市立みなと赤十字病院となりました。

その他

郵便番号: 231-0836（集配局：横浜港郵便局）
警察: 管轄区域については詳細なデータは提供されていません。

参考文献

[横浜市]]市民局「横浜市町区域要覧」[https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/yokohamashi/gaiyo/choiki/index.files/201606choiki.pdf (参照: 2023年6月6日)

関連項目

根岸町 (曖昧さ回避)

ゆかりのある人物

山室軍平: 明治32年（1899年）に根岸町に滞在し、『平民之福音』を執筆。
* 秋元不死男: 昭和13年（1938年）に根岸町に転居し、句集『街』に根岸での生活を詠んだ一連の句があります。

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