桂三四郎

桂三四郎のプロフィールと活動の軌跡

桂三四郎（かつら さんしろう）は、1982年2月24日生まれで、兵庫県出身の落語家兼お笑い芸人です。本名は野津瑛司で、吉本興業に所属しています。彼は六代桂文枝の13番目の弟子として知られています。育英高校及び第一経済大学を卒業しており、その経歴も光ります。

幼少期と高校時代

高校時代にはアマチュアレスリング選手として活動し、インターハイや国体にも出場した経歴があります。現在でも彼の筋肉質な体は、この時期に培ったものが影響しています。このようなスポーツ経験が、彼のパフォーマンスにもどのように影響を与えているのか興味深いところです。

落語家としての道

桂三四郎が落語家としての道を志すきっかけは、師匠である桂三枝の落語CDを聴いたことでした。驚くべきことに、彼は2004年4月に入門するまで、生の落語を見たことがありませんでした。この時、彼は世の中に落語家が10人ほどしかいないと思い込んでいた深い知識の不足もあったそうです。興味が高まり、学びたいと思う気持ちを強く持った三四郎は、落語の世界に足を踏み入れることになりました。

独自のスタイル

落語家・講談師のユニット「セブンエイト」のメンバーとして活動している彼は、ユニット主催のイベント「7時だヨ!8人集合」にも参加しています。
また、彼のパフォーマンスには「レスリング落語」というユニークなスタイルがあり、高座で着物を脱いで上半身裸になり、レスリングのユニフォーム姿で演じることもあります。その際、文枝一門の定紋である結三柏を両乳首に貼る姿は、視覚的にも強い印象を与えます。

趣味と特技

趣味としては、サーフィンやスノーボードを挙げています。これらの趣味は、彼の身体能力を活かす活動であり、彼の生活の一部となっています。

主な出演作品

テレビ番組にも多く出演しており、代表的なものには「爆笑レッドカーペット」があります。そこでのキャッチコピーは「闘う落語家参上!」で、彼の個性的なキャラクターを印象付けました。また、「しまじろうのわお!」の「せかいのいろいろ」コーナーや、BSフジサタデースペシャル『Zabu-1グランプリ2021』にも出演、さらには「御法度落語 おなじはなし寄席！」でも「桃太郎」を演じるなど、幅広いメディアで活躍しています。

映画「らくごえいが」や、CM「ほっともっと」でもその存在感を発揮しています。

まとめ

桂三四郎は、その個性的なスタイルと多彩な活動を通じて、上方落語の新しい形を切り開いています。落語に対する熱意と独自のアプローチで、多くのファンを魅了する彼の今後の活躍に期待が寄せられています。

もう一度検索