桂文華

桂文華（かつら ぶんか、本名：増田 智彦）は、1964年7月14日生まれの落語家です。大阪府羽曳野市出身で、上方落語協会に所属しています。出囃子は「千金丹」を用いています。

人物

芸名の「文華」は、華のある噺家になってほしいという願いを込めて名付けられました。中学2年生の時、全校生徒の前で落語を披露したことが、落語家を目指すきっかけとなりました。大阪府立生野高等学校、関西学院大学に在学中は落語研究会に所属し、腕を磨きました。しかし、24歳の時に舌癌を発症。治療の末、見事克服しました。1988年6月、大学を中退し、3代目桂小文枝に入門。

2000年からは、毎年11月3日（文化の日）に独演会「文華の日」を開催しています。舞台では、枕（まくら）で「上方落語界の妖怪人間ベロです」と自己紹介するのがお決まりとなっています。

弟子には桂華紋がいます。また、一般向けのNHK文化センター落語教室では講師を務め、教え子には女優の竹原芳子（旧芸名：どんぐり）がいます。

受賞歴

1996年　なにわ芸術祭 新人奨励賞
1997年　なにわ芸術祭 新人賞
2003年　大阪文化祭賞 奨励賞
2008年　第3回繁昌亭大賞 爆笑賞
2008年　文化庁芸術祭 優秀賞
2009年　第4回繁昌亭大賞 奨励賞
2010年　第5回繁昌亭大賞 大賞


外部リンク

桂文華 - 上方落語協会
* 桂文華公式サイトぶんか文庫 - X（旧Twitter）

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