桂枝女太

桂枝女太（かつら しめた）

桂枝女太は、上方落語の名跡です。過去には以下の落語家が「枝女太」を名乗っていました。

初代桂枝光の門人（月亭春松編『落語系圖』より）
初代桂枝太郎の門人（同じく『落語系圖』より）

現在、桂枝女太を名乗るのは、1958年7月15日生まれ、大阪府豊中市出身の落語家です。本名は瀬川誠次（せがわ せいじ）。吉本興業に所属し、出囃子は『岸の柳』。上方落語協会の会員でもあります。

来歴・人物

関西大倉学園高等学校を卒業後、1977年1月に桂小文枝（のちの5代目桂文枝）に入門しました。高座名「枝女太」の由来は、師匠が最後の弟子という前提で「もう弟子はお前で締めた」という言葉から来ています。しかし、実際には枝女太が高校の後輩である小つぶ（のちの四代目桂梅枝）を師匠に紹介したため、最後の弟子とはなりませんでした。

草野球とバレーボールにも造詣が深く、笑福亭仁福が率いる草野球チーム「モッチャリーズ」の主力メンバーであり、自身でもバレーボールチームを結成しています。また、大阪府立豊中高等学校PTA会長も務めています。

2021年6月18日には、PCR検査で新型コロナウイルス感染症への感染が判明し、前日出演した天満天神繁昌亭は、興行を20日まで取りやめました。

受賞歴

1986年1月：「第7回ABC漫才落語コンクール」最優秀新人賞

脚注

出典：

月亭春松編『落語系圖』
5代目桂文枝『あんけら荘夜話（新装版）』（小佐田定雄）青蛙房、2011年11月。
タレントプロフィール - よしもとクリエイティブ・エージェンシー公式プロフィール
桂枝女太 - 上方落語家名鑑（上方落語協会）

関連項目

落語家一覧
文枝一門

外部リンク

桂枝女太 - 吉本興業
桂枝女太 - 上方落語家名鑑
桂枝女太 (shimeta.katsura) - Facebook
* 桂枝女太 - 寄席つむぎ

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