桂菊丸

桂菊丸について

桂菊丸（かつらきくまる）、本名は大塚 英一郎（おおつか えいいちろう）は、1941年6月13日生まれの日本のタレントであり、数々のテレビ番組でリポーターとして知られています。福岡県出身で、現在は熱海に在住しています。アートプロモーションに所属し、4代目桂米丸の弟子でもあります。

略歴

桂菊丸の芸能活動は1962年に始まりました。鈴木ヤスシとのコンビ「ラッキースターズ」に入団し、1964年には兄である桂高丸と漫才コンビ「桂高丸・菊丸」を結成。彼らは1968年にNHK新人演芸大賞で優勝を果たし、その名を広めました。

しかし、1973年には日本芸術協会を脱退。理由は、落語に専念することなく漫才も行うことにありました。これを機に落語を廃業し、漫才コンビも解散することとなりました。しかし、同年から「おかあさんといっしょ」にレギュラー出演し、子供たちにも親しまれる存在となります。

その後、1976年にアメリカへ留学し、翌年に日本に帰国。帰国後は、「独占!女の60分」のリポーターとしてテレビに登場し、さらに「3時にあいましょう」では事件リポーターを11年間務めました。これにより、彼の存在感は世間に強く印象付けられることとなります。現在も、テレビ東京の「土曜スペシャル」や「日曜ビッグバラエティ」などの情報番組に出演しており、特に土曜日の番組では夫婦共演も多く、仲の良さが伝わります。

出演歴

桂菊丸は数々のテレビ番組に出演してきました。例えば、TBSテレビの「いちにのさんにん」や「菊丸のビックリ体験レポート」などです。また、「そこが知りたい」といった情報番組にも関与し、多様なテーマを扱ったレポートを行っています。

音楽活動と著書

さらに、音楽面でも1994年に「宮川の女」というCDを発表しています。また、著書も多数あり、その中には「アメリカふらりぶらりと遊学書」や「桂菊丸のスピーディー英会話術」、「事件リポーターのアッと驚くウラ話」などがあります。彼の経験に基づいたユニークな視点が読み取れる内容です。

家族について

桂菊丸の家族も非常に多才です。妻はタレントの泉アキ、長女はDJとして活動するANNA、次女はタレントの大塚安里です。また、兄は桂高丸という芸名で活動しています。家族全員が異なる分野で活躍し、多くのファンに愛されています。

俳優としての姿

桂菊丸を演じた俳優としては、峰竜太が挙げられます。彼は1993年と1994年に放送された月曜ドラマスペシャル「天に代わりて嫁を討つ」で、桂とその家族に関連するエッセイを基にした役を演じました。これは、彼の人物像を新たな視点から描き出す試みでもありました。

まとめ

桂菊丸は、漫才やリポーターとしての経歴を積み重ね、現在に至るまで多くの人々から愛され続けています。彼の人生は、芸能界において独自の色を持っており、その活動はこれからも多くの人に影響を与え続けていくことでしょう。

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