桃ノ雑派

桃ノ雑派（桃野雑派）：ゲームと小説の両分野で活躍する作家

桃ノ雑派（ももの ざっぱ）氏は、日本のゲームシナリオライター、そして小説家として知られる作家です。小説家としての活動では、桃野雑派（ももの ざっぱ）というペンネームを使用しています。京都府で生まれ育ち、帝塚山大学大学院法政策研究科世界経済法制専攻を修了するなど、幅広い知識と教養を身に付けています。

小説家としてのキャリア

2021年、第67回江戸川乱歩賞を受賞した長編小説『老虎残夢』で鮮烈な小説家デビューを果たしました。同作品は高い評価を受け、数々の賞にノミネートされ、その才能を広く世に知らしめました。その後も精力的に作品を発表し続け、ミステリーを主軸としながらも、様々なジャンルの作品に挑戦し続けています。2023年には『星くずの殺人』、2024年には『蠟燭は燃えているか』を刊行するなど、その創作活動は現在も盛んに行われています。

ゲームシナリオライターとしての活動

小説家としての活動以外にも、桃ノ雑派氏は数多くのゲームシナリオを手掛けています。システムソフト・アルファーの『戦極姫WEB』をはじめ、ソフトハウスキャラ、unicorn-a Ge-sen18、ensemble、PULLTOP、KarinProjectなど、複数のゲーム会社と協力し、多様なジャンルのゲーム作品に携わってきました。これらの作品では、緻密なストーリー構成力と、登場人物たちの心理描写の巧みさ、そして魅力的な世界観の構築力で高い評価を得ています。特に、2015年から2021年にかけては、ソフトハウスキャラの作品に複数回参加し、その才能を磨いていきました。

代表的な作品

桃ノ雑派氏の代表的な作品には、以下のようなものがあります。

小説:

『老虎残夢』(2021年9月 講談社 / 2024年2月 講談社文庫)：第67回江戸川乱歩賞受賞作。
『星くずの殺人』(2023年2月 講談社)
『蠟燭は燃えているか』(2024年4月 講談社)

ゲームシナリオ:

『戦極姫WEB』(システムソフト・アルファー)
『その古城に勇者砲あり！』(2015年12月 ソフトハウスキャラ)
『天極姫2〜覇権争奪、幻妖の将星〜』(2016年3月 unicorn-a Ge-sen18)
『呪いの魔剣に闇憑き乙女』(2017年3月 ソフトハウスキャラ)
『その大樹は魔界を喰らう！』(2018年4月 ソフトハウスキャラ)
『恋はそっと咲く花のように 〜二人は永遠に寄り添っていく〜』(2019年3月 ensemble)
『さくらいろ、舞うころに』(2019年3月 PULLTOP)
『巣作りカリンちゃん』(2019年12月 KarinProject) - シナリオ補助
『Secret Agent〜騎士学園の忍びなるもの〜』(2020年5月 ensemble)
『Secret Agent影華〜shadow flower〜』(2021年4月 ensemble)
『巣作りカリンちゃん -星詠みの神託-』(2021年7月 KarinProject) - シナリオ補助
* 『黄昏に潜む梟と、明け方の昴』

今後の活動

桃ノ雑派氏は、今後もゲームシナリオライター、小説家として精力的に創作活動を続けていくと期待されています。ミステリーだけでなく、様々なジャンルに挑戦し、独自の視点と高い表現力で、読者、そしてプレイヤーを魅了し続けることでしょう。X（旧Twitter）やInstagramでも情報発信を行っていますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。

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