桃太郎電鉄15 五大ボンビー登場!の巻

桃太郎電鉄15 五大ボンビー登場!の巻

2005年12月8日にハドソンからリリースされた「桃太郎電鉄15 五大ボンビー登場!の巻」は、PlayStation 2向けのボードゲームで、桃太郎電鉄シリーズの第15作目です。本作では特有のルールとユニークなキャラクターたちが特徴で、特に登場する新たな貧乏神たちがプレイヤーを楽しませます。

概要

本作の魅力の一つは、多数の貧乏神の登場です。「ミニボンビー」「ボンビー・モンキー」、そしてこれまでのシリーズから再登場する「キングボンビー」「ハリケーンボンビー」に加え、初の「ミサイルボンビー」が新たに仲間入りします。また、『7』や『11』で見られた「ギーガボンビー」「ブラックボンビー」も含まれており、これらの神々は総称して「五大ボンビー」と呼ばれます。

本作では、これまでのシリーズにはない「日本列島の地形が大きく変わる」イベントもあり、これによりゲームのダイナミックさが増しています。こうした新要素により、プレイヤーは未知の戦略を立てる必要があります。

ゲームモード

いつもの桃鉄

このモードは、設定した年数（1年から99年）内で総資産を競い合う通常モードです。従来のゲームプレイに忠実で、長時間楽しむことができます。

桃鉄3年決戦!

3年間の短期間で競うモードです。「いつもの桃鉄」と同じルールですが、バランスに一部変更が加えられています。

激闘!さくま城

こちらは1人用モードで、COMキャラとの対戦を通じて勝ち抜く形式です。ルールは「桃鉄3年決戦!」に似ており、緊張感のある戦いが楽しめます。

前作からの変更点

本作では、日本全国規模のマップに起伏が加えられ、地形や名産物のアイコン配置がわずかに変更されました。また、新たに登場した「名産怪獣」は、シリーズ初の存在感を示しています。

一部の旧作キャラクターも姿を消し、本作においては「名産怪獣」が新たに登場。これにより、プレイヤーはより幅広い戦略を考えることが求められます。

また、ゲーム中には特定の条件を満たすことで新たなイベントが発生します。例えば、近江八幡の「製薬会社」を持っているとデビル系カードを撃退する「デビキラー」を開発するイベントが発生するなど、各地域にユニークな要素が盛り込まれています。

さらに、ゲーム終了時の三賞（食品王・農林王・水産王）は廃止され、代わりに新しいゲームシステムの導入がなされており、これによりプレイヤーの戦略と運の要素が一層強化されています。

特別なイベント

本作では、「日本列島大爆発」と呼ばれる特大イベントも存在します。このイベントでは巨大隕石が日本に着弾し、地域が水没するため、戦略が大きく変わります。その間、物件の所有権や資産に大きな影響が出るため、プレイヤーは運や戦略を駆使して立ち回る必要があります。

エンディング

ゲーム終了後のエンディングでは、「名産怪獣」の攻撃をかわしながら汽車でゴールを目指す新たな形式を採用しており、これによってプレイヤーは最後まで緊張感を持続させて楽しむことができます。

まとめ

「桃太郎電鉄15 五大ボンビー登場!の巻」は新しい要素と豊富なキャラクターが魅力のボードゲームです。シリーズファンはもちろん、新たに楽しむプレイヤーにとっても、楽しめる内容となっています。多彩なゲームモードと独クリエイティブなイベントが凝縮された本作は、長時間遊べる内容が盛りだくさんです。

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