桃色シンドローム

桃色シンドローム

『桃色シンドローム』は、高崎ゆうきによる日本の漫画作品。『まんがタイムきららフォワード』にて連載されました。

あらすじ

物語は、主人公である大学生のスミヤが、エロゲーショップの地下で眠る少女モモを発見するところから始まります。モモは第二次世界大戦中に作られた自動人形であり、ひょんなことからスミヤは彼女と共同生活を送ることに。エロゲ好きを自認するスミヤと、純粋なモモとの間で繰り広げられる騒動を描いたコメディ作品です。

登場人物

スミヤ

本作の主人公。エロゲ好きの大学生で、自他ともに認める変態。屁理屈をこねて相手を煙に巻こうとすることが多いですが、その結論は変態的な内容であることが多く、モモに制裁を受けることもしばしば。しかし、根は優しく、困っている人を放っておけない一面も持ち合わせています。土御門家という陰陽師の家系の分家でありながら本家を超越するほどの力を持つ。

モモ

正式名称「伊ノ八號」。第二次世界大戦中に作られた兵器少女。秋葉原のエロゲーショップの地下で眠っていました。エネルギー源は人間の血液。スミヤの鼻血で目覚め、彼との共同生活を送る中で、魔法少女アニメに興味を持つなど、人間らしい感情を育んでいきます。甘いものが大好き。

星野歌奈

スミヤの隣に住む高校教師。子供のような体型がコンプレックス。ドジな一面があり、スミヤの口車に乗せられやすい。スミヤとは長い付き合いで、彼のことをよく理解しています。

ナツナ

正式名称「727号」。外国の現役兵器少女。モモの稼働信号を受けて来日しました。日本のサブカルチャーに興味があり、スミヤの部屋に入り浸っています。

藤宮さん

歌奈の学校の生徒。歌奈に好意を抱いており、スミヤに対して敵意をむき出しにしています。

少女

スミヤを「ぱぱ」と呼ぶ謎の少女。未来から来たスミヤの子供ではないかと思わせる描写がされています。

長髪の女性

スミヤの回想に登場する女性。物語の重要な鍵を握っていると思われます。

スミヤの母親

　モモを回収するためにスミヤの元に現れた。スミヤの回想に出てくる長髪の女性と同一人物だと思われる。

単行本

芳文社より「まんがタイムKRコミックス」として全5巻が刊行されています。

1. 第1巻（2007年11月27日発行）ISBN 978-4832276697
2. 第2巻（2008年5月27日発行）ISBN 978-4832277038
3. 第3巻（2008年11月12日発行）ISBN 978-4832277502
4. 第4巻（2009年8月11日発行）ISBN 978-4832278295
5. 第5巻（2010年3月12日発行）ISBN 978-4832278950

外部リンク

まんがタイムきららＷｅｂ

もう一度検索