桐生コウジ

桐生コウジは、1965年11月16日生まれ、東京都西東京市出身の俳優です。本名は同じですが、旧芸名として桐生康詩を使用していました。慶應義塾大学経済学部を卒業後、音楽活動を開始。1980年代後半から1990年代にかけて人気を博したイカ天バンド「馬の骨」のボーカリストとしても知られています。

俳優としてのキャリアは、1990年代初頭からスタート。当初は、映画『夜逃げ屋本舗』（1992年）や『武闘派仁義』（1993年）など、主にアクションやヤクザ映画への出演が目立ちました。その後も、『新・男樹 完結編』（2000年）、『BROTHER』（2001年）、『Dolls』（2002年）、『座頭市』（2003年）など、数々の作品に出演し、その存在感を示しました。近年では、『アウトレイジ 最終章』（2017年）、『終わった人』（2018年）、『BAD CITY』（2023年）といった話題作にも出演しています。

テレビドラマでは、1989年の『笛吹けば人が死ぬ』を皮切りに、『キモチいい恋したい!』、『びいどろで候〜長崎屋夢日記』などの作品に出演。特に、1990年代後半から2000年代にかけては、『火曜サスペンス劇場』や『土曜ワイド劇場』などの人気シリーズに多数出演しました。『相棒』シリーズにも複数回出演しており、幅広い役柄を演じ分けています。他にも、『サラリーマン金太郎』、『ごくせん』、『龍馬伝』など、数多くの人気ドラマに登場しています。

オリジナルビデオ作品への出演も多く、『ベレッタM92F 凶弾』（1990年）を始め、『狼たちの仁義』（1991年）、『死神の使者』（1991年）など、アウトローな役柄を多く演じています。近年では、『実録・名古屋やくざ戦争 統一への道』(2004年)、『鬼魄 二代目山口登』（2006年）、『烈侠 住越浜野政吉』（2007年）といった作品でも、その存在感を発揮しています。

また、バラエティ番組にも多数出演しており、『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』や『スーパージョッキー』、『とんねるずのみなさんのおかげです』など、人気番組にも出演経験があります。

桐生は、俳優業だけでなく、プロデューサーとしても活躍。映画『市民ポリス69』（2011年）や『ディアーディアー』（2015年）の製作、OV作品のプロデュースも手掛けています。さらに、映画『馬の骨』（2018年）では、脚本・監督も務め、多才ぶりを発揮しています。舞台では、ミュージカル「GANG」や「アリババの夢」、「PRESENT」などに出演、ゲームの声優やラジオドラマなど、様々な分野で活躍を続けています。

桐生コウジは、俳優としてだけでなく、プロデューサーや監督としても、その才能を多岐にわたって発揮している、マルチな才能を持つ人物です。

主な出演作品

映画
夜逃げ屋本舗（1992年）
武闘派仁義（1993年）
新・男樹 完結編（2000年）
BROTHER（2001年）
Dolls（2002年）
座頭市（2003年）
アウトレイジ 最終章（2017年）
馬の骨（2018年）
BAD CITY（2023年）
テレビドラマ
相棒シリーズ
火曜サスペンス劇場
土曜ワイド劇場
ごくせん
龍馬伝
オリジナルビデオ
ベレッタM92F 凶弾（1990年）
狼たちの仁義（1991年）
死神の使者（1991年）
実録・名古屋やくざ戦争 統一への道 (2004年）
鬼魄 二代目山口登（2006年）
* 烈侠 住越浜野政吉（2007年）

もう一度検索