桑野東萌

桑野 東萌(くわの とも)



桑野東萌は、1985年2月1日生まれで東京都出身の女優、ダンサー、そしてヨガインストラクターです。彼女は特に、劇団四季での活動を通じて多くの舞台作品に出演しており、その経歴は多彩です。学習院大学の文学部哲学科を卒業したこともあり、学問と芸術を融合させた独自のキャリアを築いています。

略歴



桑野の父親は福岡県出身で、彼女は幼少期から様々な舞踊活動に取り組んできました。3歳からリトミック体操を始め、7歳の時には橘バレエ学校でクラシックバレエに親しむことになります。彼女は子役としても多数の舞台に出演し、特に牧阿佐美バレエ団の『くるみ割り人形』では明るい演技が高く評価されました。1998年にはNBA全国バレエコンクールでの5位入賞も果たしています。

14歳でアメリカ・ニュージャージー州にあるバレエ学校に入り、ここではクラシックバレエに加え、コンテンポラリーダンスやジャズダンス、キャラクターダンスを学びます。在学中には多くの公演にも出演し、ダンサーとしての腕を磨きました。帰国後はバレエダンサーとしてのキャリアをスタートさせると同時に、劇団若草ミュージカルスタジオで声楽や演技のレッスンを受けました。

大学在学中はフリーランスとして数々の古典バレエや創作ダンスに出演し、2002年にはオールジャパンバレエコンクールにて奨励賞を受賞。2003年には東京新聞主催の「全国舞踊コンクール」にも出場するなど、ダンスのスキルをさらに高めていきました。

2007年4月に大学を卒業し、劇団四季に入団。彼女の初舞台は『二人のロッテ』のマーサ役で、ここでのパフォーマンスが多くの観客から称賛を受けました。2011年には劇団四季を退団し、次のステージへと進むことになります。

退団後、桑野はヨガに興味を持ち、YMCメディカルトレーナーズスクールで法的な資格を取得しました。IHTA認定のヨガ資格を持ち、さらに「美脚美尻骨盤ヨガ」をIYC札幌の湊洋二から習得。その後、自らのスクール「Tomo Beauty Yoga」を設立し、骨盤調整ヨガやパワーヨガ、ハタヨガなどの指導を行うことになります。また、2012年からは「NIKE TRAINING CLUB」の契約マスタートレーナーとして全国的に活動しています。

出演作品



桑野東萌は、演技とダンスの分野での確固たる基盤を持ち、今後も多くの舞台やレッスンを通じてさらなる成長を遂げていくことでしょう。彼女の活動は、ダンス愛好者やヨガに興味を持つ人々にとって刺激となるに違いありません。

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