桜の季節 (EXILE ATSUSHI)
「桜の季節」は、
EXILE ATSUSHIが作詞作曲を手がけた楽曲です。2014年12月3日にアルバム『Love Ballade』に収録された後、2015年2月4日に7枚目の
シングルとしてリリースされました。作詞はATSUSHIと
マシコタツロウの共作、編曲は
中野雄太が担当しています。
楽曲の背景
この楽曲は、「第81回
NHK全国学校音楽コンクール」中学校の部の課題曲として書き下ろされました。また、NHK『
みんなのうた』の2014年8〜9月度の新曲としても採用され、広く親しまれています。
ATSUSHI自身の中学時代を思い出しながら制作されたこの曲は、卒業ソングとして、「卒業」という人生の岐路に立つ若者たちが、勇気と希望を持って未来へ進んでほしいという願いが込められています。
2014年10月13日には、『
NHK全国学校音楽コンクール』でATSUSHIが約500人の中学生と共に「桜の季節」を歌唱しました。その際、彼は「中学生が歌う『桜の季節』には、いつも心を震わされます。多くの不安を抱えながらも、前向きに進もうとする中学生たちをこの歌で後押しできたらうれしいです」とコメントしています。
リリース
「桜の季節」は、アルバム『Love Ballade』の8曲目に収録された後、「卒業生に贈るメモリアル
シングル」として
シングルカットされました。
シングルリリースは、思春期の気持ちを素直に表現した歌詞への反響がきっかけとなっています。
シングルは「CD+DVD」と「CD」の2形態で発売され、
NHK東京児童合唱団による合唱バージョンやオルゴールバージョンも収録されました。DVDには、『第81回NHK全国学校音楽音楽コンクール』の映像を使用したドキュメント・ムービーと
ミュージック・ビデオが収録されています。
『CDジャーナル』は、
EXILEの活動を一時離れていたATSUSHIが、R&Bシンガーから思いを届ける“伝い手”として進化を遂げたと評価しました。その後、2019年4月30日にはベストアルバム『
TRADITIONAL BEST』にも収録されています。
チャート成績
シングルは、
オリコン週間
シングルランキングで最高3位、Billboard Japan Top Singles Salesで最高16位、
Billboard Japan Hot 100で最高25位を獲得しました。
1. 桜の季節
2. 桜の季節(合唱バージョン)
3. 桜の季節(オルゴールバージョン)
4. 桜の季節(Instrumental)
演奏参加者
Strings: Yuko Kajitani Strings
Piano: Yuta Nakano
A.Guitar: Ryota Akizuki
Bass: Kenji Sano
Drums: FUYU
カバー・バージョン
作詞作曲者の1人である
マシコタツロウは、2018年11月7日発売のミニアルバム『メロディ至上主義』で、この曲をセルフカバーしています。
外部リンク
桜の季節 - 歌ネット
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NHK みんなのうた - 桜の季節 -
EXILE ATSUSHI