桜井裕美

桜井裕美について

桜井裕美（さくらい ゆみ）は、1981年5月24日に滋賀県大津市に生まれた、日本のファッションモデル及び女優である。彼女は、地元の雑誌に掲載された写真をきっかけにタレント事務所のオフィス・メイにスカウトされ、モデルとしてのキャリアをスタートさせた。

モデルとしての活躍

彼女の本格的なモデル活動は、2000年にフジテレビのビジュアルクイーンに選ばれたことから始まった。また、同年にはシドニーオリンピックのサポーターガールとしても知られる存在となった。2002年には『JJ』の専属モデルに選ばれ、以後のファッション業界での存在感を誇示した。さらに、2003年にはキリンビールのキャンペーンガールを務め、カネボウ化粧品のスイムウェアイメージモデルとしても活動した。

桜井は、自身の魅力を表現した写真集『ASIAN BEAUTY』を2003年に発表し、メディア露出も増加。数多くのテレビCMに出演し、エルセーヌやJR東日本などの広告にも登場、その幅広い活動が多くのファンを魅了した。彼女は、東京ガールズコレクションや神戸コレクションなどのランウェイにおいても活躍しており、季節ごとのファッションイベントには欠かせない存在となった。

女優としての活動

桜井裕美は、モデル活動に加えて女優としてもチャンスをつかんだ。2000年に放送されたフジテレビのドラマ『らぶ・ちゃっと<ガール・ミーツ・ガール!>』で初めて演技の世界に飛び込む。以後、TBSの『天国に一番近い男』や『クニミツの政』など、人気ドラマに出演し、視聴者の注目を集めた。また、バラエティ番組にも多数出演し、特に旅番組『旅美人』の準レギュラーとしての活躍が光る。

映画界でも、2003年の『g@me.』や2006年の『wanna be FREE!東京ガール』、さらには『アルゼンチンババア』など、様々なジャンルの映画に出演し、女優業を確立していった。

プライベート

桜井は、家族を大切にする一面も持つ。2016年には一般男性と結婚し、同年11月には第一子となる男児を出産。その後も、2020年に第二子、2022年に第三子を迎え、母としての顔も見せている。3歳年下の弟がいる家庭で育った彼女は、地元に根ざした人間味溢れる人物でもある。

美容師免許取得

桜井は2014年に美容師国家試験に合格し、美容師免許を取得。この資格を活かして、ファッションと美容の両面で彼女の視野が広がることが期待される。2015年には、長年所属していたオフィス・メイからインセントグループの「イデア」に移籍し、新たなスタートを切った。

桜井裕美は、その多彩で活発な活動を通じて、今後も日本のファッションとエンターテイメントの業界で影響力を持つ存在であり続けるだろう。

もう一度検索