森住惣一郎

森住 惣一郎について

森住惣一郎（もりずみ そういちろう）は、1973年10月5日生まれの日本のゲームクリエイターで、東京都練馬区出身です。現在はトライクレッシェンドに所属し、数々の人気ゲームタイトルの開発に寄与しています。

学歴と初期キャリア

明治学院大学の経済学部で学び卒業後、彼はゲーム業界に飛び込みました。ワープロが登場していた初期の頃、彼は手書きで作成した厚い企画書をバンプレストに送付します。これが、後にスーパーロボット大戦シリーズのプロデューサーであったじっぱひとからげの目に留まり、彼の採用に繋がりました。彼はバンプレストの子会社であるバンプレソフトのスーパーロボットプロデュースチームに加わり、スーパーロボット大戦シリーズの開発に携わり始めました。

2002年には、スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATIONの発売を最後にバンプレソフトを退社し、モノリスソフトに移籍します。移籍後も、モノリスソフトと協力関係にあるバンダイナムコゲームス（旧バンプレスト）と共に、様々なゲームの開発に関与し続けました。

作品への貢献

森住は特にシナリオ制作において「愛」をテーマにすると言われており、彼の作品では男女の主人公カップルが頻繁に描かれています。例えば、『スーパーロボット大戦COMPACT2』や『無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ』などがその例です。さらに、彼はポニーテールを持つ女性キャラクターを多く登場させる傾向があり、『スーパーロボット大戦COMPACT2』のエクセレン・ブロウニングや『NAMCO x CAPCOM』の小牟などがその典型です。

また、彼のネーミングセンスも独特で、特にロボット名にはドイツ語や元の読みを基に別の漢字を使うことが多いです。これは彼の個性を示す一面となっています。

主な参加作品

彼のキャリアは多岐にわたり、彼が関与してきたタイトルは以下の通りです：

• - 1997年: クリティカルブロウ（PS） - プロデュース
• - 1998年: スーパーヒーロー作戦（PS） - サポートスタッフ
• - 1999年: スーパーロボット大戦COMPACT（WS） - プロデュース、シナリオ
• - 2000年: スーパーロボット大戦COMPACT2（WS） - プロデュース、シナリオ
• - 2002年: スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION（GBA） - プロデュース、脚本
• - 2005年: NAMCO x CAPCOM（PS2） - ディレクター
• - 2010年: 無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ（DS） - ディレクター
• - 2019年: スーパーロボット大戦DD（スマートフォン） - シナリオ
• - 2022年: SDガンダム バトルアライアンス（Switch/PS5/PS4など） - シナリオ
• - 2024年: RUSHING BEAT X: Return Of Brawl Brothers - シナリオ、プランナー

結論

森住惣一郎は、日本のゲームクリエイターとして多くの作品に影響を与え、特にスーパーロボット大戦シリーズではその手腕を大いに発揮してきました。彼の作り出すストーリーやキャラクターは、プレイヤーに強い印象を残すことでしょう。

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