森山茂雄

森山茂雄（もりやま しげお）は、1966年に東京都で生まれた日本の映画監督です。

映画への道

大東文化大学文学部日本文学科に在籍中、映画研究会（第18期）に所属し、映画製作への関心を深めました。大学卒業後、映画監督を志し、キャリアの出発点としてピンク映画の制作現場に足を踏み入れます。俳優であり監督でもある池島ゆたか氏に師事し、数多くの作品に助監督として参加することで、現場での実践的な技術と経験を積んでいきました。

監督デビューと作品活動

2002年、『桜井風花　淫乱堕天使』で監督としての第一歩を踏み出しました。以降、ピンク映画を中心に精力的に作品を発表し続け、多数のタイトルを世に送り出しています。その作品群の中には、「ピンク四天王」の一人として知られる佐野和宏氏が脚本を提供した作品もあり、その点でも注目される監督の一人です。

助監督としての活動

監督業と並行して、助監督としても活動の幅を広げています。2012年に公開されたファンタジー・ドラマ映画『トテチータ・チキチータ』では監督助手として制作に携わりました。さらに、2020年代に入ってからは、いまおかしんじ監督作品にも助監督として参加するなど、他監督の現場で経験を積んでいます。

約13年ぶりの監督復帰

しばらく監督業から離れていましたが、2024年2月16日に公開された『寝取られ巨乳熟女 戻れない快感』で、約13年ぶりに再び監督としてメガホンを取り、話題となりました。

監督作品リスト

これまでに監督した主な作品は以下の通りです。（公開年順）

桜井風花 淫乱堕天使（2002年）
小川みゆき おしゃぶり上手（2002年）
美人保健婦 覗かれた医務室（2003年）
純愛夫婦 したたる愛液（2003年）
夢を見た･･･（公開時タイトル：OL日記 あえぐ牝穴）（2003年）
後家・後妻 生しゃぶ名器めぐり（2004年）
素敵な片想い（2006年）
痴漢電車 秘貝いたずら指技（2006年）
Unbush 待ち伏せ（短編）（2006年）
ワイセツ和尚 女体筆いじり（2007年）
Old Friends（短編）（2007年）
大阪タコ焼きBLUES（公開時タイトル：好きもの家系 とろけて濡れる）（2008年）
アラサー、よっこらしょッと！（公開時タイトル：肉体婚活 寝てみて味見）（2010年）
それでも人生にイエスと言う（公開時タイトル：あぶない美乳 悩殺ヒッチハイク）（2011年）
* 寝取られ巨乳熟女 戻れない快感（2024年）

森山茂雄監督は、ピンク映画の世界で確固たるキャリアを築きながら、助監督として幅広い作品に関わり、そして再び監督作品を発表するなど、多角的な活動を続けています。

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