森村孝志

森村 孝志

（もりむら たかし）

奈良県奈良市出身のフットサル選手。1991年9月9日生まれ。Fリーグのヴォスクオーレ仙台に所属しており、チームの攻撃を牽引する存在として知られています。ポジションはピヴォ、または2ラン。

経歴

奈良市で育ち、奈良市立伏見中学校、奈良大学附属高等学校を経て、大阪学院大学に進学。大学ではサッカー部に所属し、主にフィールドプレイヤーとして活動していました。フットサルとの出会いは、友人からの誘いで参加した個人フットサル（個サル）がきっかけです。これを機にフットサルの魅力に惹かれ、地元奈良のクラブであるソレステレーザ奈良2002の練習に参加するようになります。さらに、元日本代表選手であり、Fリーグのシュライカー大阪で初代監督を務めた原田健司氏が代表を務める「gatt futsal」にて、専門的なフットサル技術と戦術を学び、選手としての基礎を確立しました。

2012年には、全国選抜フットサル選手権大会の奈良県選抜チームの一員としてプレー。この経験が、彼のフットサルキャリアを次の段階へと進める契機となります。Fリーグへの挑戦を決意し、バサジィ大分のセレクションを受験。当初は練習生としての加入でしたが、その能力が認められ、Fリーガーとしての第一歩を踏み出しました。

プレースタイルと実績

森村選手の最大の武器は、相手ディフェンスを切り崩す鋭いドリブル突破と、左足から放たれる強烈かつ正確なシュートです。これらの攻撃的な能力を活かし、Fリーグの舞台で活躍を見せます。

その活躍が認められ、2016年10月にはフットサル日本代表候補合宿に初招集されます。当時のブルーノ・ガルシア監督によって見出された彼は、翌2017年にトルクメニスタンのアシガバットで開催された第5回アジアインドア・マーシャルアーツゲームズにおいて、フットサル日本代表に初選出され、国際大会の舞台を経験しました。さらに、2021年にリトアニアで開催されたFIFAフットサルワールドカップ（当初2020年開催予定）にも、日本代表の一員として出場を果たし、世界のトップレベルを相手にプレーしました。

所属クラブの変遷

Fリーグでは、バサジィ大分でキャリアをスタートさせた後、ヴォスクオーレ仙台、フウガドールすみだといったクラブを渡り歩きました。特に、2021シーズンには古巣であるバサジィ大分に約2年ぶりに復帰し、中心選手として活躍。しかし、2023年3月末をもってバサジィ大分を退団することを発表しました。そして、2023年8月からは再びヴォスクオーレ仙台に加入し、チームの勝利に貢献しています。

主な所属クラブ歴（フットサル）:
2011年-2012年 gatt futsal
2013年-2018年 バサジィ大分
2019年-2020年 ヴォスクオーレ仙台
2020年-2021年 フウガドールすみだ
2021年-2023年 バサジィ大分
2023年- 現在 ヴォスクオーレ仙台

脚注

関連項目

外部リンク

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