植田インターチェンジ

植田インターチェンジ（愛知県名古屋市）

植田インターチェンジ（うえだインターチェンジ）は、愛知県名古屋市天白区に位置する名古屋第二環状自動車道（名二環）のインターチェンジです。国道302号線沿いに設置され、交差する国道153号線を挟む形で、名古屋南JCT方面への入口と同方面からの出口が南側に、上社JCT方面への入口と同方面からの出口が北側に設けられています。ただし、国道153号線と名二環のその他の連絡は、交差点と国道302号を経由する必要があります。

特徴的な構造

植田ICは丘陵地に建設されており、名二環の本線は地盤面の下を通過します。IC付近のみ丘陵地であるため、ICの前後区間は地上区間となり、さらにICの北側1.2km付近で高針JCTと接続するため、非常に複雑な路線構造となっています。特に、ICが設置された交差点は三層構造になっており、地上部が国道302号と国道153号の交差点、中間部（地下1階）が名二環の本線、最下部（地下2階）が国道153号のアンダーパスという構成です。国道153号の豊田方面と名二環の上社方面を接続する連絡路が設けられ、地下1階で本線と接続する構造となっています。

将来計画

将来的には、名古屋豊田道路が接続し、植田JCTが併設される計画があります。これにより、交通の流れが大きく変わる可能性があります。

歴史

1967年3月17日：都市計画決定。
1982年11月5日：都市計画変更により、国道153号との直接接続が両方向から豊田方面のみに縮小。
2011年3月20日：名古屋第二環状自動車道 名古屋南JCT - 高針JCT間開通に伴い供用開始。
2024年4月4日：第一料金所（名古屋南JCT方面入口）、第二料金所（上社JCT方面入口）ともにETC専用化。

周辺施設

牧野ヶ池緑地
愛知県立天白高等学校
植田中央公園
愛知県営天白植田住宅

接続する道路

直接接続
国道302号
国道153号（豊田西バイパス）（豊田方面と名二環上社方面との連絡のみ）
間接接続
国道153号

料金所

レーン運用は、時間帯やメンテナンスなどの事情により変更される場合があります。

第一料金所（名古屋南JCT方面入口）
レーン数：2
ETC専用：1
ETC/サポート：1

第二料金所（上社JCT方面入口）
レーン数：2
ETC専用：1
* ETC/サポート：1

隣のインターチェンジ

C2 名古屋第二環状自動車道（名二環）

(2) 鳴海IC - (3) 植田IC - (4) 高針JCT - (5) 上社南IC

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