植田直通

植田直通

植田直通（うえだ なおみち）は、1994年に熊本県宇土市で生まれたプロサッカー選手です。彼はディフェンダーとしてJリーグ・鹿島アントラーズに所属し、元日本代表としても活躍しています。

経歴

プロデビュー以前

植田は小学生時代からテコンドーを始め、小学3年生で全国第3位に輝きました。しかしサッカーへの興味が高まり、友人の誘いで緑川少年スポーツクラブでサッカーを始めます。宇土市立住吉中学校ではサッカー部に所属し、卒業後は全国レベルで活躍するために大津高校に進学。そこで監督にその才能を認められ、1年生の頃からスタメンとして起用され、最終学年では主将を務めました。彼のチームは天皇杯全日本サッカー選手権大会に出場しましたが、残念ながら1回戦で敗退する結果となります。

鹿島アントラーズ入団

大津高校卒業後、植田は複数のJリーグクラブからオファーを受け、最終的に鹿島アントラーズに入団しました。2013年3月にはナビスコカップで初出場を果たし、2014年にはJリーグでもデビュー。翌年にはプロ初得点を挙げています。他クラブからのオファーもありましたが、鹿島に残留する決断を下しました。2016年にはFIFAクラブワールドカップに出場し、決勝ではレアル・マドリード相手に強力な守備を見せました。

海外挑戦

2018年にはベルギーのサークル・ブルッヘに移籍し、初年度からスタメンとして活躍します。その後、2021年にニーム・オリンピックに期限付き移籍し、シーズン終了後には完全移籍となりました。2022年には再び鹿島アントラーズに復帰し、全34試合で2ゴールを決めるなど、チームの守備の要として貢献しています。

日本代表としての活躍

植田は2015年に行われたAFCアジアカップで日本代表として初選出されました。2016年にはAFC U-23選手権でゴールを決め、リオデジャネイロオリンピックにも参加。2017年にはEAFF E-1フットボールチャンピオンシップで代表デビューを果たし、その後も2018 FIFAワールドカップやコパ・アメリカ2019に出場するなど、日本サッカー界での地位を確立しています。

プレースタイルと人物

長身で身体能力に優れたセンターバックとして知られる植田は、対人戦や空中戦に自信を持っています。彼は高校時代からの実力を磨き、現在ではフィジカル面で海外選手にも引けを取らないと自負しています。プジョル選手から学んだ闘争心を持ち、試合中に全力を尽くす姿勢が評価されています。

家庭面でも注目されており、2024年度のミス・インターナショナル日本代表となる家庭科教師の妹を持ち、家族への愛情も深いです。植田は2019年に結婚し、プライベートも充実しています。

所属クラブおよび成績

公式戦での経歴を見ても、植田は鹿島アントラーズを中心にサークル・ブルッヘ、ニーム・オリンピックで活躍し続けており、その成績は素晴らしいものです。彼の才能と努力が今後もサッカー界において大いに発揮されていくことを期待しています。

もう一度検索