堀江由衣の4枚目のオリジナル
アルバム『楽園』は、
2004年4月28日にリリースされました。
タイトルの由来について、
堀江由衣本人が忘れてしまったというエピソードがあります。春のリリースに合わせて、ジャケットや初回限定版に付属した写真集は、春を連想させるイメージで統一されています。また、
アルバムの発売日と同日に、初のプロモーションビデオ集『CLIP1』もリリースされました。
楽曲提供には、
岡崎律子、
松浦有希、
林原めぐみ(MEGUMI名義)、angelaなど、
スターチャイルドに関わりの深い豪華な作家陣が参加しています。特に、
岡崎律子は本
アルバムリリースの一週間後に病気で逝去されており、貴重な作品となりました。
2曲目の『A Girl in Love』は、元々
岡崎律子が歌っていた楽曲で、テレビサイズのバージョンしか存在しませんでした。しかし、
堀江由衣がカバーした際にフルバージョンを制作したいと考え、
岡崎律子に依頼し、実現したという経緯があります。
6曲目の『恋ごころ』は、
林原めぐみが初めて他の歌手に歌詞を提供した楽曲としても知られています。
スターチャイルドにゆかりのある二人の才能が合わさった貴重な一曲です。
公式なアナウンスはありませんが、全曲
HDCD仕様となっており、対応機器を使用することで高音質で再生が可能です。より良い音質で楽しみたい方におすすめです。
8曲目の『on my way』は、angelaが
アルバム『I/O』にて『on my way〜reborn〜』としてセルフカバーしています。それぞれのアーティストの個性が光るバージョンを聴き比べるのも面白いでしょう。
『楽園』は、豪華な作家陣による楽曲提供や、春らしいジャケットイメージなど、様々な魅力が詰まった
アルバムです。
堀江由衣の透明感のある歌声と、バラエティ豊かな楽曲が織りなす世界観を、ぜひお楽しみください。