楽山孝志

楽山 孝志（らくやま たかし）

楽山孝志は1980年8月11日に富山県魚津市で生まれた元サッカー選手で、ポジションはミッドフィールダーです。彼は中京大学を卒業後、プロの世界へと進出しました。

学生時代のキャリア

楽山は地元の富山でサッカーを始め、その後名門の清水商業高校に進学しました。この高校では、多くの著名な選手と同期であり、彼が高校3年生の時には静岡県代表として高校選手権にも出場しました。その後、中京大学に進学し、大学のサッカー部でも活躍を見せました。在籍中には大学のインカレで初優勝に貢献し、将来を期待される選手となります。

プロキャリアの始まり

2003年、楽山はJリーグのジェフユナイテッド市原（現・ジェフユナイテッド市原・千葉）に加入しました。彼は練習において高レベルのパフォーマンスを保ち、監督からの期待も寄せられましたが、公式戦では思うような成果を出せず、なかなかレギュラーの座を確保することはできませんでした。

サンフレッチェ広島でのレンタル

2008年7月、怪我人が多発したサンフレッチェ広島にレンタル移籍します。ここでは限られた出場機会ながら評価を受け、2009年からは完全移籍を果たしましたが、シーズン終了後に契約満了により退団しました。

海外の挑戦

その後、楽山はいくつかのクラブで練習を続けるも所属先が決まらず、2010年にはロシアのFCヒムキと契約します。しかし、このチームでも1シーズンで契約が終了しました。

2011年には、中国超級リーグの深圳紅鑽に加入し、同じく日本代表の巻誠一郎と共にプレーしました。彼はその年の青島中能戦で日本人選手初となるリーグ戦ゴールを記録し、その後もフル出場を果たし、最終節では2アシストを決めるなど活躍しました。

現役引退とその後

楽山は2013年末に現役を引退することを発表しました。引退後は自らの名前を冠したサッカースクール「TCF楽山サッカー塾」を開校し、若い選手たちへの指導を行なっています。彼は選手生活を通じて培った経験を活かし、次世代のサッカー選手を育成することに情熱を注いでいます。

個人成績

彼はJリーグデビューを2003年7月12日に果たし、公式戦でも多くの出場記録を残しました。また、A3チャンピオンズカップにも出場しており、国際舞台でも経験を積んでいます。楽山は、その経歴から日本のサッカー界において重要な存在となった選手の一人です。

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