樋口高顕

樋口高顕について

樋口高顕（ひぐち たかあき）は、1982年8月9日生まれの日本の政治家です。現在、東京都千代田区長（第9代）を務めています。また、過去には東京都議会議員も1期務めていました。

生い立ちと学歴

樋口氏は、警察官僚で後に警視総監を務めた樋口建史氏の長男として、長野県長野市で生まれました。祖父は群馬銀行の元常務取締役である内田啓利氏です。名前の「高顕」の「高」は、祖父母の故郷である群馬県高崎市にちなんで名付けられました。

幼少期は、父親の仕事の関係で長野、東京、徳島、ロンドンなど、国内外を転々としました。東京都の巣鴨中学校・高等学校を経て、京都大学法学部に進学。大学では、大嶽秀夫教授の政治過程論ゼミに所属していました。また、大学在学中には、当時兵庫6区選出の衆議院議員であった小池百合子氏の地元事務所（兵庫県伊丹市）で4年間インターンシップを経験しました。

職歴と政治活動

京都大学卒業後は、品川にある電通国際情報サービスに7年間営業職として勤務しました。その後、社会貢献への意識が高まり、2014年に退職。台湾大学大学院へ3年間留学し、両岸関係、中国政治経済、台湾地方政治、アジア主義などの研究を行いました。

2017年の東京都議会議員選挙では、千代田区選挙区から都民ファーストの会公認で出馬し、自由民主党の中村彩氏ら3候補を破り初当選を果たしました。

2021年1月13日には、任期満了に伴う千代田区長選挙への出馬を表明。同年1月31日の投開票の結果、元千代田区議会議員の早尾恭一氏ら3候補を破り、千代田区長に初当選しました。この選挙の当日有権者数は52,525人で、最終投票率は45.30%でした（前回比：-8.37pts）。

親族

父： 樋口建史 - 愛媛県出身の警察官僚。警察庁生活安全局長、警視総監、在ミャンマー大使を歴任。
祖父： 内田啓利 - 群馬銀行元常務取締役。群馬ビジネスサービス元社長。藤田エンジニアリング元監査役。

外部リンク

ひぐちたかあき 公式サイト
ひぐちたかあき (@higuchi_takaaki) - X（旧Twitter）
* ようこそ区長室へ - 千代田区

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