横尾まり

横尾 まり（よこお まり）

横尾まりは、1952年2月21日生まれで、東京都出身の日本の声優兼ナレーターです。彼女は現在、シグマ・セブンに所属しており、多数のアニメ、映画、ドラマCD、ゲームに参加し、日本のエンターテインメント界で大きな足跡を残しています。

来歴

横尾は劇団テアトル・エコーの養成所を卒業し、声優としてのキャリアをスタートさせました。特に外国映画の吹き替えやアニメ作品に数多く出演しており、かつては江崎プロダクションやぷろだくしょんバオバブに所属していましたが、1997年からはシグマ・セブンで活動しています。

彼女は、語りの技術を磨くために鎌田弥恵に師事し、槇大輔主宰の語座にも参加していました（2002年-2011年）。また、シグマ・セブン声優養成所や文化センターでの指導も行い、後進の育成にも力を入れています。横尾のライフワークとしては「小説の読み語り」があり、定期的に公演を行っています。

特徴と活動

横尾まりは独特な無機質な声を持ち、艶っぽい母親役を得意としています。彼女は1991年から2005年まで『ドラえもん』において、2代目スネ夫のママとして13年間キャラクターを演じ、子供たちに愛され続けました。また、ファッションショーの司会やさまざまなナレーション業務も手掛けています。趣味としてはスキーや水泳を楽しみ、愛犬のチワワ「杏」との時間を大切にしています。

出演歴

横尾の出演アニメには、以下のような作品があります:

• - テレビアニメ:

- (1980年) 鉄腕アトム（オサム）
- (1984年-2005年) ドラえもん（スネ夫のママ）
- (1989年) おそ松くん（かあさん）
- (1990年) ピグマリオ（ナレーション）

• - 劇場アニメ:

- (1982年) SPACE ADVENTURE コブラ
- (1996年) 魔法陣グルグル 劇場版（ナレーター）

• - OVA:

- (1986年) アウトランダーズ（バティア）

• - ゲーム:

- (2001年) サンライズ英雄譚（ミュージィ・ポー）など、多数のタイトルに参加しています。

彼女の声優としてのキャリアは多岐にわたっており、さまざまなジャンルでの活動を遂げてきました。特に声優だけでなく、ナレーションや司会もこなす横尾まりは、常に新しい挑戦を求めて活動を続けています。*

横尾まりは日本の音声表現の多彩さを体現する存在であり、その才能は今後も多くの作品で活かされていくことでしょう。

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