横山アラン・ドロン

横山アラン・ドロンは、1980年代に上方漫才界で異彩を放った漫才コンビです。横山ノックの門下生であった横山アランと横山ドロンによって結成され、花月劇場を中心に活躍しました。

メンバー

横山アラン（本名: 浜崎政治）
1954年生まれ、長崎県五島市出身。
愛知県立刈谷高等学校を卒業後、1974年に横山ノックに入門。
横山ドロン（本名: 金生俊彦）
1956年生まれ、兵庫県三原郡出身。
兵庫県立洲本実業高等学校を卒業後、1976年に横山ノックに入門。

来歴

1978年6月、横山ノックの門下生同士であったアランとドロンはコンビを結成。同年6月中席に京都花月で初舞台を踏み、うめだ花月、京都花月、なんば花月の花月三館を中心に活動を展開しました。

1983年にコンビを解散。その後、アランとドロンは共同でショーパブ「アランドロン」を経営し、そこから水玉れっぷう隊やテンダラーといった人気芸人を輩出しました。

ドロンは2007年にアマチュアとして「横山ドロン・ライズ」を結成し、M-1グランプリに出場しています。

2019年1月には、長年経営していたショーパブ「アランドロン」を閉店しました。

特徴

横山アラン・ドロンの漫才は、その独特なキャラクターとシュールな笑いが特徴でした。アランのボケとドロンのツッコミの掛け合いは、当時の漫才ファンを魅了し、花月劇場を賑わせました。

解散後

コンビ解散後、アランとドロンはそれぞれ別の道を歩みました。アランはショーパブの経営に専念する傍ら、タレントとしても活動。ドロンはアマチュアとして漫才に挑戦するなど、活動を続けています。

横山アラン・ドロンは、短い活動期間ながらも、上方漫才史にその名を刻んだコンビとして記憶されています。

参考文献

相羽秋夫『現代上方演芸人名鑑』少年社、1980年8月10日。NDLJP:12431577。

関連項目

上岡龍太郎
青芝フック・キック

外部リンク

ノックのあたま
笑劇団アラン・ドロン (@@1986arandoron) - X（旧Twitter）

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