横山洋吉

横山洋吉（よこやま ようきち）

1942年2月9日 - 2023年2月6日、日本の地方公務員。
東京都教育委員会教育長、東京都副知事、全国信用保証協会連合会会長、日本宝くじ協会理事長などを歴任しました。

略歴

1965年3月 - 中央大学法学部卒業
1965年4月 - 東京都庁入庁
1996年7月 - 東京都監査事務局長
1998年7月 - 東京都財務局長
1999年6月 - 東京都総務局長
2000年7月 - 東京都教育委員会委員及び教育長
2004年7月 - 東京都教育長再任
2005年6月 - 東京都教育長辞任
2005年6月23日 - 東京都副知事
2007年5月 - 東京都副知事退任
2007年7月 - 東京信用保証協会理事長
2012年11月 - 瑞宝中綬章受章
2013年 - 東京のあすを創る協会会長、全国信用保証協会連合会会長、日本宝くじ協会理事長、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会顧問
2023年2月6日 - がんのため死去。80歳没。死没日付をもって正五位に叙されました。

東京都教育長として

2001年、都立高校の大学進学実績向上を目指し、進学指導重点校を設定しました。また、国歌「君が代」をめぐっては、日本教職員組合と対立しました。
2003年10月23日には、学校行事での国歌斉唱を教職員に義務付ける「10.23通達」を出し、違反者には処分を下すことを示唆しました。この通達により、国歌斉唱時に起立を拒否した教員には、減給や戒告などの処分が科せられました。
2004年3月11日、都立板橋高校の卒業式で、元教員が国歌斉唱時に不起立を呼びかけ、式場から退去させられる事態が発生。横山教育長は、この元教員を威力業務妨害罪などで刑事告発しました。

東京都副知事として

東京都副知事就任後は、主に教育問題を担当しました。後に筆頭副知事に昇格し、石原慎太郎都知事を支えました。また、2016年東京オリンピック招致活動にも尽力しました。

その他

2013年には東京のあすを創る協会の会長に就任。
全国信用保証協会連合会会長、日本宝くじ協会理事長、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会顧問なども務めました。

2023年2月6日、80歳で逝去。その功績により、正五位に叙されました。

関連事項

国旗及び国歌に関する法律#背景

外部リンク

東京都教育委員会委員の任命に係る議会の同意について－横山洋吉教育長

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