横手市立十文字中学校

横手市立十文字中学校

横手市立十文字中学校は、秋田県横手市十文字町十五野新田に所在する公立中学校です。2010年、旧十文字中学校と十文字西中学校の統合により、新たな一歩を踏み出しました。ここでは、その歴史と概要について詳しく解説します。

概要

現在の十文字中学校は、旧十文字中学校と十文字西中学校が統合され、2010年（平成22年）に新たに開校しました。旧十文字町にあたる十文字地域全域を学区とし、地域唯一の中学校として、生徒たちの成長を支えています。

旧十文字中学校は、1951年（昭和26年）に十文字町と三重村が共同で設立した「十文字町三重村組合立南羽中学校」を前身としています。その後、両町村の合併を経て「十文字町立十文字中学校」と改称されました。現在使用されている校舎は1987年（昭和62年）に建てられたもので、広大な敷地には校舎のほか、テニスコート、グラウンド、野球場などが整備されています。この建設にかかった総工費は約13億7,801万円で、敷地は増田営林署苗圃用地を譲り受けたものです。

移転前の旧校舎跡地は、「十字の里」として整備され、十文字図書館、展示ホール、資料展示室を備えた「十字館」や、野外ステージ、テニスコート2面などが設けられています。

沿革

1951年4月1日 - 「十文字町三重村組合立南羽中学校」として開校。
1952年5月 - 校章を制定。
1954年10月1日 - 町村合併に伴い、「十文字町立十文字中学校」と改称。
1956年12月28日 - 校歌・校章を制定。
1987年
8月1日 - 新校舎が竣工。
10月8日 - 新校舎の竣工式を挙行。
9月14日 - 校訓「春風秋霜」を制定。
2005年10月1日 - 市町村合併により、「横手市立十文字中学校」と改称。
2010年
2月7日 - 閉校記念式典・思い出を語る会を開催。
4月1日 - 旧十文字中学校・十文字西中学校が統合し、新生「横手市立十文字中学校」が開校。
4月5日 - 開校式を挙行。
4月6日 - 第1回入学式を挙行。
2011年3月14日 - 第1回卒業式を挙行。
2012年4月5日 - 校訓「共躍大志」を制定。
2024年4月 - 複数担任制の試験導入を開始。市内では他に醍醐小と大雄小で実施。

学区

横手市立十文字小学校の学区

進学前小学校

横手市立十文字小学校

周辺施設

横手市立十文字小学校
十文字陸上競技場
十文字野球場

参考文献

十文字町史編纂委員会『十文字町史』十文字町、1996年。
閉校記念事業実行委員会『春風秋霜 横手市立十文字中学校閉校記念誌』閉校記念事業実行委員会、2010年。

関連項目

秋田県中学校一覧

外部リンク

公式サイト

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