横浜プールセンター

横浜プールセンター

横浜プールセンターは、神奈川県横浜市磯子区原町に位置する大規模なレジャープールです。通称「マンモスプール」とも呼ばれ、1965年のオープン以来、地域の多くの人々に親しまれてきました。特に夏季シーズン、家族連れや友人同士で賑わうこの場所は、横浜の夏の風物詩の一つとなっています。

概要

横浜プールセンターは、広さ34,400m²の敷地を持ち、最大で約20,000人を収容できる能力があります。メインの大プールは水面積が6,530m²で、総水量は6,600トン。水深は最浅部で0.6m、最深部で1.5mで、子供でも安心して遊ぶことができる設計になっています。また、幼児向けの徒渉プールも2面あり、小さなお子様も楽しめる場となっています。

歴史

当施設の設立は、1963年に行われた根岸湾埋立事業にさかのぼります。横浜市長の飛鳥田一雄が公約としてプールの建設を提案したことにより、1964年12月に工事が開始されました。総工費は3億5千万円で、従来のコンクリート製ではなく、軟弱地盤に配慮し鋼板製を採用。このようにして、日本で初めての鋼板製大規模プールが誕生しました。

開設当初から、プールはプールサイドに流れるプールや休憩所等、多様なアトラクションを提供し、長年にわたって多くの利用者に喜ばれています。ただし、屋外プールであるため営業は毎年7月から9月までの短期間となり、冬のシーズンには休業します。

設備とアクセス

施設内には飲食施設や売店もあり、プールに訪れた人々が快適に過ごせるよう配慮されています。また、近隣にはコンビニエンスストアがあり、共通の割引入場券も販売されています。地域住民向けには特別割引入場券が用意されており、家族で訪れるにはうってつけのスポットです。

最寄りの交通手段はJR根岸線の根岸駅で、徒歩約10分の距離にあります。また、横浜市営バスの「プールセンター前」からも近く、アクセスは比較的良好です。さらに、敷地内には24台分の駐車場も用意されています。

最近の課題

近年では、2021年に老朽化に伴う修繕の必要性が明らかになり、水を循環させる配管の漏水問題が発覚しました。このため、2021年度以降の営業が休止されることとなったため、再開時期については注目が集まっています。

まとめ

横浜プールセンターは、地域住民にとって大切なレジャーの場です。歴史あるプールとして、大人から子供まで楽しむことができるアトラクションが充実し、手頃な価格で楽しめる点も魅力です。現在の修繕の問題さえ解決されれば、再び多くの人々が集まり、賑わいを見せることでしょう。

もう一度検索