横浜大世界

横浜大世界（よこはまだいせかい）

横浜大世界は、神奈川県横浜市中区山下町に位置するチャイナテーマパークで、2003年にオープンしました。この施設は、愛称を「DASKA」として親しまれており、来場者に中国文化を存分に楽しんでもらえる場所です。特に、1920年代の「オールド上海」をテーマにしており、当時の雰囲気を再現することに注力しています。

概要

初のオープン当時は、全8フロア構成で、来場者はタイムマシンのようなエレベーターで最上階の8階に移動し、そこから下の階に降りていく形で楽しむことができました。中には、中国をテーマにした展示、京劇や雑技などのパフォーマンスが行われるステージフロア、優れた飲食体験を提供するフロア、そして独自の雑貨や横浜土産が置かれる物販フロアがありました。当初の入場料は500円で、物販フロアを除いて多くの人が訪れる場となりました。

2006年には一時休業し、リニューアルオープンを果たしました。この際、コンセプトが「上海」から「中国」へと変更され、新たに4つのテーマパークが開設されることとなりました。その結果、飲食スペースは入場無料となり、より多くの方に楽しんでもらえるようになりました。

特に際立った出来事として、2008年には人気アニメ「マクロスフロンティア」とのコラボイベントが開催されました。このイベントでは、作中に登場するまぐろ饅を再現して販売し、従業員もアニメの衣装を着るなど、話題を呼びました。最終日には、開場前から長い行列ができるほどの盛況ぶりでした。

現在の施設

2024年には、各フロアがさらに進化しています。現在の施設としては、1階にお土産ショップである「ダスカマーケット」、2階にカフェや占い、変身写真館、足裏マッサージなどが設置されています。さらに、3階は「謎解き迷宮館」として、体験型ゲームが楽しめるフロアとなっています。4階から8階は「アートリックミュージアム」で、トリックアートを中心にした不思議なアートが享受可能です。3階以上のフロアでは、若干の入場料がかかりますが、他のフロアは入場無料です。

館内のおもな施設

• - 1階　ダスカマーケット（入場料無料）

横浜中華街最大級のお土産ショップでは、中華の食材や雑貨のほか、お茶やお酒、お菓子が取り揃えられています。

• - 2階　各種サービス（入場料無料）

台湾をテーマにしたカフェや占い、変身写真館、足裏マッサージ、ドクターフィッシュなど、リラクゼーションや楽しさを提供する施設が整っています。

• - 3階　謎解き迷宮館（入場料あり）

モダンチャイナの空間で体験型のゲームに挑戦し、推理力を試すことができます。

• - 4階から8階　アートリックミュージアム（入場料あり）

立体作品や、不思議なアートを触ったり、写真に収めたりできるインタラクティブな空間です。子どもから大人まで楽しめるエリアです。

アクセス

横浜大世界へのアクセスは非常に便利です。最寄りの駅はみなとみらい線の元町・中華街駅で、3番出口から徒歩わずか2分で到着します。外部リンクや詳細情報は公式サイトに掲載されています。

このように、横浜大世界は多様な体験を提供し、地域の文化や中華街の魅力を体感できる場所として、多くの人に愛され続けています。

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