横浜市立いぶき野小学校

横浜市立いぶき野小学校について

横浜市立いぶき野小学校は、神奈川県横浜市緑区いぶき野に所在する公立の小学校です。1993年に開校して以来、地域の教育の中心として多くの児童が通ってきました。学校は、住宅都市整備公団による大規模な開発が行われた「玄海田」と呼ばれるエリアに建設され、周辺の長津田小学校の児童数増加に応える形で設立されました。

開校までの経緯

1989年に始まった「玄海田」地区の住宅開発により、新しい小学校が必要との声が高まりました。1990年に入ると、横浜市教育委員会は新設校設置計画の説明を行い、開校準備委員会も結成されました。そして、1991年に学校名が「横浜市立いぶき野小学校」と決まることとなります。1993年に校舎が完成し、正式に開校を迎えました。

沿革の概観

いぶき野小学校は、開校から数年の間にさまざまな発展を遂げてきました。1994年には校歌と校章が制定され、PTAも結成されるなど、学校の基盤が整っていきました。1996年にはインターネットが設置され、防災備蓄庫も設けられました。

1998年には開校5周年を迎え、特別な記念行事が行われました。これに続き、1999年には障害者用トイレや資料室が設置されるなど、より良い環境を整える努力が続きました。

2000年から2001年にかけて、特殊教育学級が設置され、多様なニーズに応える教育体制が整いました。さらに、2002年には新たに普通教室が増設され、校舎も3階建ての鉄筋コンクリート建物へと拡充されていきました。

2013年には全教室にエアコンが設置され、さらに快適な学習環境が整ったのも特筆すべき変化です。近年では、2020年に無線LANが完備され、セキュリティ対策として防犯カメラも設置されました。

学校施設と学区

いぶき野小学校は、いぶき野および周辺地区の児童を受け入れています。具体的には、いぶき野全域とともに、長津田町、長津田1丁目、長津田6丁目などが通学区域になっています。卒業生は横浜市立田奈中学校に進学することになります。

アクセス

アクセスも良好で、横浜市営バスや神奈川中央交通のバスが利用でき、最寄りの「御前田橋」バス停からは徒歩約7〜8分で到着します。また、JR横浜線および東急田園都市線の長津田駅からもそれほど遠くなく、がんばれば徒歩でも通学可能です。

周辺には、大林寺墓地やいぶき野第四公園、岩川もあり、自然にふれながら学べる環境が整っています。国道246号や東名高速道路にもアクセスしやすく、交通の便も良い位置にあります。

このように、横浜市立いぶき野小学校は地域に根ざしながら、児童の教育に力を入れている学校として多くの支持を集めています。引き続き、地域と共に子どもたちの成長を支えていくことが期待されています。

もう一度検索