横浜薬科大学について
横浜薬科大学(
英語: Yokohama University of Pharmacy)は、
神奈川県横浜市戸塚区に設立された私立
大学で、
2006年に開校しました。
大学は都築学園グループによって運営されており、開学以来、薬学教育の充実を目指す取り組みを進めてきました。略称は
浜薬(はまやく)です。
概要
横浜薬科
大学は、横浜ドリームランド跡地に設立され、国内での薬科
大学としては新しい存在です。創設当初から提供されるカリキュラムには、6年制の健康薬学科、漢方薬学科、臨床薬学科が含まれており、特に漢方薬学科は国内でも少数派です。さらに、
2015年からは4年制の薬科学科も開設し、
薬剤師を目指す学生に多様な学びの機会を提供しています。
建学の理念
大学の教育理念は「個性の伸展による人生練磨」で、人間性や倫理観、国際感覚を持った医療従事者の育成を目指しています。学生は自身の能力を高め、困難な状況に対する理解力も養います。
沿革
1979年に設立された都築第一学園が母体となり、
2006年には
文部科学省から
大学設置の認可を受け、正式に開校しました。以降の歴史には、さまざまな学科の設置や施設の充実が含まれ、特に
2015年には英称が「Yokohama College of Pharmacy」から「Yokohama University of Pharmacy」に変更されました。
学部・学科
薬学部(6年制)
薬科学科(4年制)
さらに、
大学院には修士課程と博士課程が設けられ、より専門的な研究を目指す学生が教育を受けることができます。国の
薬剤師国家試験に対する合格率も高く、2021年には新卒者の合格率が78.79%に達しました。
施設
大学のキャンパスには、学生の学びを支えるさまざまな施設が整っています。図書館棟、講義棟、模擬薬局、研究実習棟などがあり、学生は快適な環境で学ぶことができます。また、体育館や弓道場などのスポーツ施設も完備されています。
学生生活
学生生活は多様なサークル活動や部活動があり、文化系・運動系ともに豊富なラインナップが揃っています。軽音楽部や吹奏楽部、武道系の部活まで多彩な活動が展開されており、仲間との連帯感を深める機会が設けられています。
現在の取り組み
横浜薬科
大学は、地域社会との連携を深める努力をしており、災害時の支援協定や海外
大学との教育交流協定などが進められています。今後も地域に根差した
大学として、学生の育成に注力していくことが期待されています。