横田真一

横田真一：ゴルフ界の挑戦者

横田真一（よこた しんいち）は、1972年2月6日生まれ、東京都出身のプロゴルファーです。茨城県水城高等学校を経て専修大学を卒業。身長171cm、体重67kgと、アスリートとして恵まれた体格を活かし、日本ゴルフツアーで数々の実績を残してきました。

プロゴルファーとしての軌跡

横田真一は、1997年の全日空オープン、2010年のキヤノンオープンと、日本ゴルフツアーで通算2勝を挙げています。特に2010年のキヤノンオープンでの優勝は、13年ぶりの勝利であり、彼の不屈の精神を示すものでした。

2005年から2年間、日本ゴルフツアー機構（JGTO）の選手会長を務め、ツアーの発展に貢献しました。しかし、選手会長としての激務が影響したのか、2006年シーズンは不本意な結果に終わり、2007年シーズンの賞金シード権を失うという苦難も経験しました。シード落ちという苦境の中での選手会長経験者は、鷹巣南雄以来2人目です。

しかし、横田真一はそこで終わることはありませんでした。2007年には下部ツアーであるチャレンジツアーで賞金ランキング4位に入り、2008年シーズン前半のシード権を獲得。そして、2008年シーズンには賞金ランキング55位（獲得賞金1924万4687円）となり、見事にシード権を奪還しました。

ゴルフ理論と指導

横田真一は、自身のゴルフ理論を広く伝える活動も行っています。2009年8月22日には、レッスンDVD「横田真一　ゴルフの理　達人への道」が発売され、多くのアマチュアゴルファーの技術向上に貢献しました。

多才な活動

横田真一の活動はゴルフだけに留まりません。2013年2月15日には、順天堂大学医学部大学院に合格したことを妻であるタレントの穴井夕子が明かしました。プロゴルファーとしての活動と並行して、医学研究にも取り組むという、その多才さには驚かされます。

主な優勝記録

1996年 - ハワイパールオープン
1997年 - 全日空オープン
2002年 - 岐阜オープンクラシック（後援競技）
2007年 - エバーライフカップチャレンジ（後援競技）
2007年 - 望月東急 JGTOチャレンジ（後援競技）
2010年 - キヤノンオープン

メディア出演

横田真一は、CMやテレビ番組にも出演しています。

CM: エバーライフ 皇潤
テレビ: オールスター感謝祭、関口宏の東京フレンドパークⅡ（TBS系）

著書

アマチュアは“てきとーゴルフ”が一番いい! （実業之日本社、2009年）
横田真一 連続写真で見る見る上達 （学習研究社、2004年）
アプローチ開眼でスコア革命―横田真一全テクニック公開! （学研、2004年）
ヨコシンの自己感覚ゴルフ―理論を信じず、己を信じよ! （PHP研究所、2002年）

家族

妻はタレントの穴井夕子、長女は女優の横田真子。一男をもうけています。

横田真一は、プロゴルファーとしてだけでなく、指導者、研究者としても活躍する多才な人物です。彼の今後の活躍から目が離せません。

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