横須賀市立横須賀高等学校

横須賀市立横須賀高等学校

横須賀市立横須賀高等学校は、かつて神奈川県横須賀市森崎五丁目に存在した市立高等学校です。

概要

1972年、横須賀市立の普通科高校2校を統合して開校しました。

「横高（よここう）」「県横（けんよこ）」などと称される神奈川県立横須賀高等学校に対し、「市横（しよこ）」という略称が一般的でした。

2003年、横須賀市立商業高等学校、横須賀市立工業高等学校と統合され、横須賀市立横須賀総合高等学校が開校し、本校は閉校となりました。

閉校後、横須賀市は跡地の売却先を公募し、学校法人の誘致を目指していましたが、不調に終わりました。

2011年、市内の不動産5社による戸建住宅用地（200区画）として売却が決定しました。

沿革

第一高校

1927年（昭和2年）4月 - 横須賀市立実科高等女学校開校。
1936年（昭和11年）4月 - 横須賀市立田浦実科高等女学校と合併。
1937年（昭和12年）4月 - 横須賀市立高等女学校となる。
1942年（昭和17年）4月 - 横須賀市立第一高等女学校と改称。
1948年（昭和23年） - 学制改革により横須賀市立第一高等学校となる。

一貫して女子校でした。通称は双葉ケ丘。

所在地は横須賀市佐野町2-35。跡地は横須賀市立陽光小学校となりました。陽光小は2006年に横須賀市立鶴久保小学校に統合されて閉校。2013年からは神奈川衛生学園専門学校のキャンパスになっています。

第二高校

1936年（昭和11年）4月 - 住民の要望によって、横須賀市船越に横須賀市立実践女学校開校。
1939年（昭和14年）4月 - 横須賀市立高等実践女学校となる。
1942年（昭和17年）4月 - 横須賀市立第二高等女学校と改称。
1948年（昭和23年） - 学制改革により横須賀市立第二高等学校となる。
1959年（昭和34年） - 男女共学化。

所在地は横須賀市船越町7-16。現在は住宅地となり、ファミリーマートミナワ船越店などが立地しています。

市立横須賀高校

1972年（昭和47年） - 第一高校と第二高校を統合し、横須賀市立横須賀高等学校開校。
2003年（平成15年） - 市立商業、市立工業と統合され、横須賀総合高校が開校。

著名な関係者

出身者

第二高校

石内都（写真家）
井波ゆき子（レポーター）

市立横須賀高校

石川直宏（サッカー選手・FC東京所属）
大久保哲哉（元サッカー選手）
川村エミコ（お笑いタレント）
佐藤友紀（女優）
宮下裕治（俳優・石原プロモーション所属）
奥山真司 (地政学者)

関連項目

神奈川県立逗子高等学校（旧横須賀市立第三高等学校）
神奈川県高等学校の廃校一覧
* 高等女学校

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