橋本さとし

橋本さとしについて

橋本さとし（はしもと さとし、1966年4月26日生まれ）は、大阪府枚方市出身の日本の俳優、声優、そして歌手です。大阪芸術大学で舞台芸術を学び、卒業後は1989年に劇団☆新感線に入団し、舞台俳優としてのキャリアをスタートさせました。これまでに多くの舞台、ドラマ、映画に出演しており、その多彩な才能で観客を魅了しています。

芸能界でのキャリア

橋本は1996年に主演した舞台『野獣郎見参!』で一躍注目を浴びました。翌年、劇団を退団し、個人の活動に専念。特に2000年に声優として携わった『トランスフォーマー カーロボット』のファイヤーコンボイ役では、熱いセリフでファンの心に残り、彼自身も多くの思い入れを持っています。

彼のキャリアの中で、テレビドラマ、映画、舞台の各分野で多岐にわたる役柄に挑戦してきました。悪役として名を馳せる一方で、同時に感動的なドラマにも出演し、演技の幅の広さを示しています。また、俳優仲間の橋本じゅんとの連携による声の演技も評判です。

好みや私生活

橋本は、料理では特に揚げ物や甘いものが好きで、逆にトマトやニンジン、辛いものは苦手とする一面もあります。また、ロングコートチワワを二匹飼い、彼らの名前はチョップとフックだそうです。趣味にはスキーや手品、火吹き、バルーンアートがあり、こうした多様な趣味も彼の個性的な魅力を引き立てています。酒に関しては、一見強そうに見えるものの実は弱く、仲間と居酒屋に行くと頼むのは「ホットミルク」だというエピソードも持ちます。

舞台・映像作品における活動

彼は、劇団退団後しばらく映像作品に出演していましたが、1999年から再び舞台に立ち、蜷川幸雄演出の『ハムレット』ではその演技力を証明しました。これ以降も数多くのミュージカルや舞台作品に出演し続け、2004年の『ミス・サイゴン』では主役のエンジニアを務め、観客から高い評価を得ました。

さらに、近年では2023年に所属事務所を退所し、自身の新しいオフィシャルサイトを立ち上げるなど、新たな挑戦に意欲を見せています。現在も活躍の場を広げており、テレビドラマや映画などで目撃する機会が多く、新しい作品への出演が期待されます。

出演歴

橋本は数多くのテレビドラマ、映画に出演してきました。ドラマでは『平清盛』や『どうする家康』などの大河ドラマ、連続テレビ小説『なつぞら』や『らんまん』などでも重要な役を演じています。映画でも『暗殺教室』や『新解釈・三國志』など多数の作品に出演し、幅広いキャラクターに挑戦しています。彼の独特な演技スタイルや存在感は、今後も多くのファンを魅了し続けることでしょう。

もう一度検索