橋本千紘

橋本千紘のプロフィール

基本情報

橋本千紘（はしもと ちひろ）は、日本の女子プロレスラーであり、センダイガールズプロレスリングに所属しています。1992年7月1日に福井県坂井市で生まれ、身長は157cm、体重は88kgです。教育背景としては、安部学院高等学校を経て日本大学法学部政治経済学科を卒業しています。

所属団体と経歴

橋本選手は2015年からセンダイガールズで活動しています。プロレスの始まりは中学3年生のとき、センダイガールズの入門テストに合格したことからです。しかし、新崎人生社長から、入門までにアマレスまたは柔道を学ぶように勧められ、福井レスリングクラブでレスリングを始めることになります。その様子を見て、同年齢の石野由加莉（後の花月）も同じく入門テストを受けていました。

中学を卒業した後は、東京の安部学院高校に進学し、彼女はアジアジュニア選手権で67kg級にて優勝、全日本選手権では3位になるなどして、レスリング技術を磨きました。その後、日本大学に進学し、世界学生選手権で3位に入賞したものの、リオ五輪金メダリストの土性沙羅に同じ階級で阻まれ、オリンピックや世界選手権には出場できませんでした。

大学卒業後に里村明衣子選手の試合を観戦したことで、プロレスラーの夢が再燃し、吉村祥子の紹介で里村と会い、2015年6月11日付けで正式にセンダイガールズに入門しました。

プロレスキャリア

2015年

彼女は2015年10月11日に仙台サンプラザホール大会で豊田真奈美＆岩田美香との試合でデビューを飾り、変形水車落としでフォールを奪って勝利しました。

2016年

翌年の1月にはセンダイガールズワールドシングルチャンピオンシップの挑戦権を賭けてアジャ・コングと対戦。しかし、敗北し試合後にはアジャから再戦を求められました。同月、宮城野区文化センターではタッグチーム王座へ挑戦するも敗れ、2月には永島千佳世と初のシングルマッチを行い、引き分けという結果になりました。

タイトル獲得

2016年10月には、里村明衣子の持つセンダイガールズワールドシングルチャンピオンシップに挑戦し、見事なジャーマンスープレックスホールドで勝利を収め、デビューから1年でタイトルを獲得しました。

主な実績

2019年にはDDTプロレスリングでKO-D6人タッグ王座を獲得し、女性として初めての記録を成し遂げました。さらに、2020年にはタッグ王座を獲得するなど、着実に実績を残しています。2021年には大田区総合体育館にてAAAW王座の両方を懸けた試合で見事な戦績を残し、2022年にはAAAW王座全権を賭けて彩羽匠選手との激闘を繰り広げました。

人物と特技

橋本選手は、アマチュアレスリングの出身者として初の女子プロレスラーとされており、同じく阿部学院高校の先輩には永島千佳世がいます。また、特技の一つに書道（4段）があり、4段の腕前を持つことでも知られています。日大レスリング部出身であり、多くのアマチュア選手とのつながりも持っています。

彼女はまた、プロレスリング界において独自の存在感を示す選手であり、試合で使われる「ぎゅん」というフレーズを用いることが多くなっています。これにより、彼女のキャラクターがより際立つ存在となっています。

橋本千紘選手は今後も多くの挑戦を続け、プロレスリング界でその名を轟かせることでしょう。

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