橘麻紀

橘 麻紀のプロフィールとキャリア

橘 麻紀（たちばな まき、1951年2月6日生まれ）は福島県相馬郡小高町（現在の南相馬市）出身の女優および歌手です。彼女は167cmという身長で、バスト90cm、ウエスト60cm、ヒップ90cmのスタイルを持ち、1973年当時のミス・ユニバースと同じ体型だったと語っています。

幼少期からの歌手志望

橘麻紀の父は興行の分野で働いており、彼女を早くから歌手に育て上げるつもりでした。3歳のとき、福島から上京し、1969年に福島県立小高農工高等学校を卒業。その後、モデル活動を経て、歌手になることを目指し、19歳である1972年に「加納エリ子」という名義でシングル「汽笛が泣いている」により音楽デビューを果たしました。

女優としての転身

デビュー後、彼女はその美脚を武器に、さらなる注目を集めます。1億円の保険をかけた美脚話は当時の話題となり、彼女に目をつけた東映のプロデューサー、日下部五朗にスカウトされ、女優としての活動をスタートさせました。しかし初めてのオファーを避けたものの、後に母親と共に銀座でその場のギャラ提示を受けた際に女優活動を承諾。1974年には、加納エリ子名義で映画『やくざ対Gメン 囮』に初出演。その後、橘真紀という名に改名し、アクション映画などに出演し続けました。

様々な作品に出演

特に1975年に『好色元禄㊙物語』に参加する際、彼女は堂々とした演技を見せ、カルーセル麻紀に影響を受けた名義、橘麻紀に改名しました。その名義で主演を務める『くの一忍法 観音開き』や、その後も多数の映画に出演。彼女のキャリアはアクション映画の女性主役という立場を確立し、ピラニア軍団のメンバーとしても知られるようになりました。

現在の活動

2023年現在、橘麻紀は東京都練馬区桜台で「スナックおりづる」という店を営んでおり、アートディレクターの中平一史が2023年1月27日に配信した「東映シアターオンライン」の番組でこの情報が明らかにされました。

主な出演作品

映画

• - やくざ対Gメン 囮（1973年）
• - ジーンズブルース 明日なき無頼派（1974年）
• - 好色元禄㊙物語（1975年）
• - くの一忍法 観音開き（1976年）

テレビドラマ

• - 賞金稼ぎ（1975年）
• - 特捜最前線（1977年 - 1979年）
• - 江戸の牙（1980年）

橘麻紀の独自の魅力と女優としての多彩な活動は、多くのファンに愛され続けています。彼女のキャリアを振り返ることで、時代とともに変遷を遂げた日本のエンターテインメントの一端を感じることができるでしょう。

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