櫻井修一

櫻井修一（さくらい しゅういち）氏は、1956年9月1日生まれの日本の防衛官僚です。岐阜県出身で、岐阜県立岐阜高等学校を経て、1979年に東京大学法学部を卒業後、防衛庁に入庁しました。長年にわたり防衛省の中枢で活躍し、要職を歴任しました。

キャリア

1993年8月、防衛庁長官秘書官事務取扱に就任したのを皮切りに、1994年8月には防衛庁長官官房企画官、1995年6月には通商産業省資源エネルギー庁石油備蓄課長、1997年7月には防衛庁経理局施設課長、1998年6月には防衛庁装備局航空機課長、2000年6月には防衛庁情報本部情報官と、様々な部署で経験を積みました。

2002年9月には防衛庁長官官房文書課長、2004年7月には防衛施設庁総務部総括施設調査官、2005年8月には防衛庁長官官房審議官を務め、2006年7月には長崎県警察本部長に就任。警察行政にも携わりました。その後、2008年8月には内閣官房内閣審議官となり、中央省庁での業務経験を重ねました。

2010年8月には防衛省運用企画局長に就任。防衛政策の中枢を担い、2011年8月からは内閣官房副長官補として、内閣を支える重要な役割を果たしました。2013年7月2日に内閣官房副長官補を退官。

官僚としてのキャリアを終えた後も、2013年11月には東京海上日動火災保険株式会社顧問、2018年12月1日には第一生命保険株式会社公法人部顧問に就任し、民間企業でも活躍しました。2014年10月2日にはヨルダン駐箚特命全権大使に任命され、外交官としての新たなキャリアをスタートさせました。

ヨルダン駐箚特命全権大使

ヨルダン駐箚特命全権大使在任中には、ISILによる日本人拘束事件が発生し、ヨルダン大使館に対策本部が置かれるなど、困難な状況にも対応しました。

同期

櫻井氏の同期には、徳地秀士氏がいます。徳地氏は、防衛省運用企画局長、人事教育局長、経理装備局長を歴任しています。

まとめ

櫻井修一氏は、防衛官僚として長年日本の防衛政策に携わり、内閣官房副長官補、ヨルダン駐箚特命全権大使など、要職を歴任した人物です。幅広い分野での経験と知識を持ち、日本の安全保障に大きく貢献しました。また、退官後も民間企業や外交の場で活躍を続けました。

外部リンク

* 櫻井 修一 - 内閣官房副長官補（内閣官房ホームページ内経歴）

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