櫻井周斗

櫻井周斗（さくらい しゅうと）について

基本情報

櫻井周斗は1999年6月25日生まれで、埼玉県所沢市出身のプロ野球選手です。ポジションは投手で、左投左打を特徴としています。現在は東北楽天ゴールデンイーグルスに所属しています。

経歴

プロ入り前

彼の野球への情熱は、2人の兄の影響を受けて小学時代から始まりました。所沢リトルライオンズで軟式野球をはじめ、その後所沢ニュータウンヤンキースに移ります。小学6年時、NPB12球団ジュニアトーナメントに選ばれましたが、左肘の故障により出場は叶いませんでした。

中学は東中学校に進学し、新座シニアに入団します。再び左肘を故障したことから野手に転向しましたが、3年生で投手に戻り、日本リトルシニア全国選抜野球大会に出場した際、ストレートで最速135km/hを記録しました。

日本大学第三高等学校に進学すると、1年秋から右翼手としてレギュラー出場。2年時に急遽投手に戻り、関東選手権でも注目を浴びました。特に清宮幸太郎から5打席連続三振を奪ったことが「清宮キラー」の名を広めました。

高校時代の彼は、さまざまな大会で活躍し、第89回選抜高等学校野球大会にも出場。安田尚憲からの三振奪取や、早稲田実業との大接戦が評価され、2017年のWBSC U-18ワールドカップでは銅メダル獲得に貢献しました。

プロ入り

その後、プロ志望届を提出し、2017年のドラフトで横浜DeNAベイスターズから5位指名を受けて入団。契約金は3000万円、背番号は41です。

DeNA時代

最初のシーズンとなる2018年、春季キャンプから好調を維持し、オープン戦でデビューを果たしました。その後も無失点での登板を繰り返し、初登板も成功を収めました。患部が不安定であったため、シーズン中は二軍生活が続きました。

翌年2019年には、一軍に上がり、特に9月の巨人戦での無失点投球が評価されました。2020年は期待を裏切る結果が続きましたが、2021年は自己最高の登板数と安定した成績を残しました。

楽天時代

2023年12月、彼は現役ドラフトで東北楽天ゴールデンイーグルスに移籍。背番号は40となります。

プレースタイル

彼の投球スタイルは、最速150km/hのストレートと切れ味の鋭いスライダーが特徴です。高校時代には打者としても注目され、複数本塁打を放ちましたが、プロ入り後は投手に専念しています。

私生活

プロ入り後、乃木坂46のファンとなり、試合では同グループの楽曲を登場曲に使用しています。また、中学時代には卓球部に所属し、卓球も得意としています。

今後の彼の成長が期待されるスポーツ界の若手として、櫻井周斗は注目の選手となりつつあります。

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