櫻木 麻衣羅(さくらぎ まいら)
東京都出身の元
子役、櫻木 麻衣羅は、
1995年4月6日にこの世に生を受けた。幼少期から表現の世界に興味を持ち、やがてその才能を開花させていく。彼女の所属していたのは、多くの
子役タレントが在籍する
スマイルモンキーであった。歌や踊りが趣味という活動的な一面も持ち合わせていた。
芸能界への第一歩を踏み出したのは
2004年。この年、彼女は日本テレビの
深夜番組である『
ジェネジャン』で初めてテレビの画面に登場する機会を得た。これを皮切りに、櫻木麻衣羅は
子役としてのキャリアを本格的にスタートさせる。
彼女の活動範囲は非常に幅広く、テレビ番組や映画といった映像作品にとどまらず、コマーシャル、さらにはイベントや舞台公演にまで及んだ。多岐にわたるフィールドで経験を積み重ね、
子役ながらも多様な役柄や企画に挑戦していった。
特に印象的な活動の一つとして挙げられるのが、
竹書房が刊行する季刊誌「レプリカン」に連載されていた漫画『さくら学園ロボ部!!』に関連した企画である。
2006年に連載2周年を迎えたことを記念して、実写による撮影が行われた際、彼女はこの企画に参加した。作中に登場する「さくら学園」のロボット部にちなみ、マスコットガール役を演じ、ファンの注目を集めた。
子役として活躍した期間には、数多くのテレビ番組や作品に出演している。以下にその一部を記す。
バラエティ番組
ジェネジャン(日本テレビ、
2004年4月24日) - 初めてのテレビ出演となった記念すべき番組。
カスペ!「教師1000人大告白!先生だって人間なんだSP4・5」(フジテレビ、
2006年・2007年) - 人気企画のスペシャル番組に出演。
めちゃ×2イケてるッ!(フジテレビ、
2006年) - 長寿バラエティ番組にも登場。
恋歌4〜ラブソングス〜(日本テレビ、2008年9月16日) - 音楽関連の特別番組に出演。
テレビドラマ
ドラマ30「
がきんちょ〜リターン・キッズ〜」(MBS・TBS、
2006年) - 昼帯ドラマに出演。
受験の神様(日本テレビ、2007年7月 - 9月) - 受験をテーマにした連続ドラマに出演。
土曜プレミアム「
千の風になって ドラマスペシャル・なでしこ隊〜少女達だけが見た特攻隊・封印された23日間〜」(フジテレビ、2008年9月20日) - 特別ドラマで重要な役柄を演じる。
スクラップ・ティーチャー〜教師再生〜 第9話(日本テレビ、2008年12月13日) - 人気学園ドラマのゲスト出演。
アタシんちの男子 第3話(フジテレビ、2009年4月28日) - コメディタッチのドラマに出演。
CM(コマーシャルメッセージ)
ミスター通商「町の便利屋さん」(
2006年)
すかいらーく「ガスト」(
2006年)
LEVEL5「イナズマイレブンDS」(2008年) - 人気ゲームソフトのCMに出演。
映画
ノクターン(2005年)
ブタがいた教室(2008年) - 実際にあった出来事を基にした話題作に出演。
舞台
* Wanna be a star(2007年1月28日) - 舞台公演にも参加し、生での演技経験を積む。
このように、櫻木麻衣羅は
2004年のデビューから数年間、テレビドラマや映画、CMなど様々なメディアで活躍し、
子役として確かなキャリアを築いた。特にドラマでは、単発スペシャルから連続ドラマまで幅広い作品に参加し、表現力を磨いたことがうかがえる。また、バラエティ番組や舞台にも挑戦することで、多様な経験を積んだ。漫画の実写企画への参加など、ユニークな活動にも積極的に取り組んだ姿勢は、
子役としての枠を超えた活躍を目指していたことを示唆している。彼女の愛らしい姿と確かな演技力は、当時の視聴者やファンの記憶に残っているだろう。
子役としての活動期間は限定的であったが、その短い期間に多くの作品に出演し、精力的に活動していたことがわかる。