歌謡&スポーツ

「歌謡&スポーツ」は、文化放送が1995年4月16日から1996年3月31日まで放送していたラジオ番組です。大塚製薬と大鵬薬品工業がスポンサーとなっていました。

パーソナリティは、香西かおり、藤あや子、長山洋子といった週替わりの女性演歌歌手と、文化放送の竹内靖夫アナウンサーが務めました。

番組の主な内容は、リスナーからのお便り紹介や、週替わり女性演歌歌手が担当するフリートークコーナーが中心でした。また、パーソナリティの演歌歌手が新曲をリリースする際には、その楽曲がフルコーラスで放送されることもありました。

番組後半には、日曜日のスポーツニュースも放送されていました。スポーツニュースの担当は、松島茂、上野智広、長谷川太、鈴木光裕といった文化放送のアナウンサーが交代で務めていました。

番組は当初、毎週日曜日の24時（深夜0時）から24時30分までの放送でしたが、1995年10月15日以降は放送時間が繰り上がりました。その後、スポーツニュースのコーナーを外し、日曜日の9時から9時30分枠へ移動し、番組タイトルも「艶歌繚乱歌くらべ」などに変更され、2002年3月まで放送されました。

この番組は、演歌とスポーツという異色の組み合わせが特徴で、当時のラジオ番組としては珍しい構成でした。演歌ファンだけでなく、スポーツファンにも親しまれる番組として、一定の支持を得ていました。

「歌謡&スポーツ」は、1年間の放送期間でしたが、その後の「艶歌繚乱歌くらべ」へと発展し、長きにわたって文化放送の日曜朝の顔として親しまれました。

もう一度検索