香西かおり

香西かおりのプロフィール

香西かおり（こうざい かおり）は、1963年8月28日に大阪市港区で生まれた日本の演歌歌手です。彼女の本名は香西香（こうざい かおり）で、大阪市立東商業高等学校を卒業後、2019年にはGrickに所属し、ユニバーサルミュージックと契約しています。

略歴

幼少期より民謡に親しんできた香西は、数多くの賞を受賞し、 香西香名義で民謡のレコードもリリースしています。1975年に「産経民謡大賞」にて少年少女部門で入賞、翌年には準優勝を果たしました。その後、1982年に太陽神戸銀行に勤務したものの、歌手の夢を追い求めて東京へと上京。1988年には演歌歌手として「雨酒場」でデビューし、この曲は大ヒットを記録しました。

ドワンゴの新人賞など、各種の賞を受けたことで、彼女の名は広く知れ渡りました。また、1991年には「流恋草」が大ヒットし、第24回日本有線大賞を受賞し、ついに第42回NHK紅白歌合戦にも初出場を果たします。1993年には「無言坂」がオリコンチャートの週間10位を記録し、この楽曲でも第35回日本レコード大賞を獲得。伝説的な演歌歌手としての地位を確立しました。

香西かおりは、演歌だけでなく、ポップスや民謡、歌謡曲と幅広いジャンルを自在に歌いこなすアーティストです。ポップスのシングルをリリースする際には、着物ではなく洋服姿で収録し、自ら作詞した楽曲も多く、独自のスタイルを持っています。

2000年には「浮寝草」が第42回日本レコード大賞の最優秀歌唱賞を受賞。その後、ミュージシャンの男性と結婚するも、2002年には離婚を経験します。2003年には宗教家とのデュエット曲を発表し、2012年にはデビュー25周年を迎えるにあたり「酒のやど」をリリース。この曲は再びヒットし、第63回NHK紅白歌合戦にも5年ぶりに出場しました。

さらに、2014年には第56回日本レコード大賞で日本作曲家協会奨励賞を受賞しています。

人物

香西かおりは、JAの帽子コレクションをしていることでも知られ、雑誌やテレビなどで取り上げられることが多いです。彼女のスタイルや個性的な趣味は、多くのファンに親しまれています。

ディスコグラフィ

シングル

• - 本名の香西香名義（CBS・ソニー）
• - 香西かおり名義

- 1～3 ワーナー・パイオニア（1988年 - 1991年）
- 4～20 ポリドール（1992年 - 2002年）
- 21以降 ユニバーサルミュージック（2002年 - ）

アルバム

• - オリジナル・アルバム
• - 綴織百景シリーズ
• - ベスト・アルバム
• - カバー・アルバム
• - ライブ・アルバム

出演歴

香西かおりの紅白歌合戦への出場歴は豊富で、デビューからの年月において、19回もの出場経験があります。中でも、1991年の「流恋草」での出演が特に印象的です。

主な出演番組

• - テレビ

- 夜もヒッパレ一生けんめい（日本テレビ）
- どんとこい民謡（NHK） - 司会
- 月曜ミステリー劇場 / 弁護士猪狩文助シリーズ（TBS）

• - ラジオ

- 走れ!歌謡曲（文化放送）
- FM O-ENKA CLUB (JFN)

香西かおりは、その独特の歌声と幅広い音楽スタイルで、多くのファンに愛され続ける演歌歌手です。

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