止々呂美

止々呂美（とどろみ）

止々呂美は、大阪府箕面市の北部に位置する地区の名称です。かつては豊能郡に属する止々呂美村という独立した村でした。

概要

現在の止々呂美地区は、箕面有料道路（箕面グリーンロード）の北側出口に位置し、新名神高速道路の「箕面とどろみインターチェンジ」が設置されたことで、広域からのアクセスが向上しました。また、国道423号と市道止々呂美東西線が交差する止々呂美交差点があり、この市道は豊能町方面へと繋がっています。

近年では、「水と緑の健康都市」（箕面森町）という大規模な住宅地開発が進められ、2007年10月6日に街びらきが行われました。これにより、止々呂美地区は新たな居住地としても注目されています。

交通の制約

箕面市街地から止々呂美地区への移動に関して、自動車や125ccを超える自動二輪車は箕面有料道路を利用できますが、125cc以下の小型自動二輪車や原動機付自転車は通行できません。また、箕面山中の箕面ドライブウェイや箕面川ダム周辺の道路、止々呂美林道は二輪車が終日通行禁止となっています。特に、止々呂美林道は倒木が多く、道路が整備されていないため、通行止めが続いています。

このような交通規制のため、箕面市内の他の地域から止々呂美地区へ向かう場合、小型自動二輪車などは一旦池田市を経由する必要があります。

現在の住所

止々呂美地区は、以下の住所に分かれています。

上止々呂美（かみとどろみ）：郵便番号563-0251
下止々呂美（しもとどろみ）：郵便番号563-0252
森町西（しんまちにし）：郵便番号563-0255
森町北（しんまちきた）：郵便番号563-0256
森町中（しんまちなか）：郵便番号563-0257
森町南（しんまちみなみ）：郵便番号563-0258

沿革

止々呂美の歴史は、明治時代の町村制施行に遡ります。

1889年（明治22年）4月1日：上止々呂美村と下止々呂美村が合併し、豊島郡止々呂美村が発足。
1896年（明治29年）4月1日：郡の統合により、豊能郡が成立。
1948年（昭和23年）8月1日：箕面町、萱野村と合併し、箕面町となる。
1956年（昭和31年）12月1日：箕面町が豊川村を編入し、市制を施行して箕面市となる。

周辺情報

止々呂美地区の周辺には、鉢伏山などの自然豊かな山々が広がっています。

関連項目

* 大阪府の廃止市町村一覧

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