『
延喜式』に記載された
武蔵国の神社の一覧です。この一覧は、
延喜式神名帳に記載されている「式内社」と、その論社をまとめたものです。また、『
延喜式』編纂当時に存在していたものの、神名帳に記載されなかった「式外社」についても記述します。
式内社
式内社とは、『
延喜式』神名帳に記載されている神社のことです。
武蔵国には、以下の神社が記載されています。
大社: 2座2社 (いずれも
名神大社)
小社: 42座41社
合計で44座43社が式内社として記録されています。
二宮について
武蔵国の二宮については、一般的に二宮神社(
東京都あきる野市)が有力とされています。しかし、
金鑚神社を二宮とする説も存在します。
一宮について
氷川神社は、かつては三宮であったものが、小野神社と入れ替わって一宮になったとする説があります。
式外社
式外社とは、『
延喜式』神名帳の編纂当時に存在していたものの、神名帳に記載されなかった神社のことです。これらの神社は、式内社ほどの格式はないとされていましたが、地域によっては重要な役割を果たしていたものもあります。
参考文献
皇典講究所・全国神職会校訂『
延喜式 上巻』(大岡山書店、昭和4年) - 国立国会図書館デジタルコレクション
『
延喜式 第2』(日本古典全集刊行会、昭和4年) - 国立国会図書館デジタルコレクション
外部リンク
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武蔵国 式内社44座 - 國學院大學21世紀COEプログラム「神道・神社史料集成」
この一覧は、
武蔵国の古代史や神社史を理解する上で重要な資料となります。