武蔵国分寺公園

武蔵国分寺公園は、東京都国分寺市に位置する都立公園です。正式名称は「東京都立武蔵国分寺公園」といいます。この公園は、1987年の国鉄分割民営化に伴い閉鎖された中央鉄道学園の跡地を再開発して誕生しました。国鉄の債務返済のために都が跡地を取得し、住宅と公園を整備する計画が立てられました。

2002年4月には、学園跡地の泉地区5.7ヘクタールがまず開園しました。翌年の6月には、多喜窪通りを挟んだ向かい側の郵政省官舎跡地に、西元地区4.6ヘクタールが開園しました。その後も段階的に拡張され、2016年6月までに1.1ヘクタールが追加されました。

公園の北側にはJR中央本線が走り、中央には東京都道145号立川国分寺線が通っています。泉地区の西側には、学園跡地の整備時に発見された古代の道路、東山道武蔵路があります。また、都営住宅を挟んで府中街道が通っています。

公園内には、以下のような施設があります。

芝生広場: 広々とした芝生が広がり、ピクニックやレクリエーションに最適です。
武蔵の池: 自然豊かな池で、水辺の景観を楽しめます。
こもれび広場: 木漏れ日が心地よい広場です。
野鳥の森: 様々な野鳥が生息しており、バードウォッチングを楽しめます。
鉄道学園記念碑: かつてこの場所にあった中央鉄道学園の歴史を伝える記念碑です。


アクセス

鉄道:

JR中央本線、武蔵野線「西国分寺駅」から徒歩約7分
JR中央本線、西武国分寺線、多摩湖線「国分寺駅」から徒歩約10分

バス:

京王バス 寺85系統「国分寺駅南口」から「泉町一丁目」下車
ぶんバス（国分寺市）日吉町ルート「西国分寺駅北」から「武蔵国分寺公園東」、「泉町一丁目」、「泉町二丁目」下車

駐車場:

有料駐車場があります。


武蔵国分寺公園は、かつて鉄道学園があった場所の歴史を継承しつつ、市民の憩いの場として親しまれています。広大な敷地には、自然と触れ合える場所や、レクリエーションを楽しめる場所が充実しており、子供から大人まで幅広い世代が楽しめる公園です。

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