武蔵小杉タワープレイス

武蔵小杉タワープレイスは、神奈川県川崎市中原区に所在する高層ビルです。1995年7月に竹中工務店の施工によって竣工しました。JR南武線、横須賀線、東急東横線が乗り入れる武蔵小杉駅の北側に位置し、南武沿線道路に面しています。再開発が進む以前は、武蔵小杉周辺で最も高い建物であり、地域を象徴するランドマークとしての役割を担っていました。

地上23階、地下2階建てで、最高部の高さは100メートルに達します。1階と2階はショッピングフロアとして利用されており、郵便局、医院、飲食店などがテナントとして入居しています。また、地域FM局であるFM K-cityのスタジオも設置されています。富士通の本店・川崎工場が武蔵中原駅前に所在することから、富士通関連企業も多数入居しているのが特徴です。かつては、Jリーグ・川崎フロンターレの運営会社もこのビルにオフィスを構えていました。

この建物は、川崎市アセスメント条例における高層建築物の適用第1号となっています。エレベーターは合計12基設置されており、低層用として日立製が5基、高層用として東芝製が5基、非常用として三菱電機製が2基稼働しています。

住所は、郵便番号211-0063、神奈川県川崎市中原区小杉町1丁目403番地です。

かつて、屋上にはコミュニティFM局であるかわさき市民放送の送信所が設置されていましたが、現在はパークシティ武蔵小杉ザガーデンタワーズウエストに移転しており、空中線電力7W、ERP91Wに減力されています。

関連情報として、武蔵小杉、かわさき市民放送、富士通ソーシアルサイエンスラボラトリなどが挙げられます。

武蔵小杉タワープレイスは、地域の人々に親しまれるランドマークとして、商業、オフィス、放送など、多岐にわたる役割を担っている複合施設と言えるでしょう。

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