死んでるみたいに生きたくない

渡辺美里の初期を飾る重要な一曲、「死んでるみたいに生きたくない」は、彼女の3枚目のシングルとして1985年12月5日にEPIC・ソニーからリリースされました。この楽曲は、ただ消費されるように生きるのではなく、情熱を持って生きたいという強いメッセージが込められています。

このシングルは、彼女の1stアルバム『eyes』からのシングルカットであり、表題曲「死んでるみたいに生きたくない」とカップリング曲「Bye Bye Yesterday」の両方がアルバムに収録されています。発売当初はEP盤のみでしたが、1989年12月1日には8cmCDとして再リリースされ、より幅広い層に届けられるようになりました。

「死んでるみたいに生きたくない」は、作詞を戸沢暢美、作曲を小室哲哉、編曲を後藤次利が担当。小室哲哉によるメロディアスで力強い楽曲は、渡辺美里のエネルギッシュな歌声と相まって、聴く人の心を揺さぶります。一方、カップリング曲「Bye Bye Yesterday」は、作詞を渡辺美里自身が手がけ、作曲を岡村靖幸、編曲・プロデュースを清水信之が担当。こちらは、よりポップで軽快なサウンドが特徴となっています。

このシングルに収録された2曲は、以下のアルバムにも収録されています。

『eyes』 (1985年) - 「死んでるみたいに生きたくない」(#7)、「Bye Bye Yesterday」(#11)
『THE LEGEND』 (2000年) - 「死んでるみたいに生きたくない」(#6)
『25th Anniversary Misato Watanabe Complete Single Collection〜Song is Beautiful〜』 (2010年) - 「死んでるみたいに生きたくない」(Disc.1 #3)
『harvest』(2023年) - 「死んでるみたいに生きたくない」(Disc.1 #4)

「死んでるみたいに生きたくない」は、渡辺美里の代表曲の一つとして、現在も多くの人々に愛され続けています。彼女のライブでは定番の曲であり、その力強い歌声とメッセージは、聴く人に勇気を与えてくれます。この曲は、単なる懐かしいヒット曲としてだけでなく、現代を生きる私たちにとっても、心に響く普遍的なテーマを歌っていると言えるでしょう。

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