残間里江子

残間里江子のプロフィール

残間里江子（ざんま りえこ、1950年3月21日生まれ）は、日本の出版、映像、文化イベントのプロデューサーであり、様々なメディアで活動を展開している。現在、CS-TBS番組の審議委員を務める傍ら、静岡県富士市で成長をしました。彼女のキャリアは多岐にわたる。特に、1970年に明治大学短期大学を卒業後、静岡放送にアナウンサーとして入社したことが、彼女のメディアでの活動の始まりだ。

略歴と業績

残間は、国鉄労働組合の元青年部長と元婦人部長の両親に恵まれて育ち、1972年には静岡放送を退社し上京。その後、商店街でアナウンスのアルバイトをしながら再就職活動を行う中で、1973年に光文社に入社。女性自身編集部で記者としてのキャリアをスタートさせた。1980年には、自ら企画制作会社「キャンディッド」を設立し、その後、著名な歌手、山口百恵のアルバム『蒼い時』をプロデュースし、広く知られる存在となった。

残間は、1983年に平凡社から創刊された雑誌「Free」の編集長にも就任。さらに、2001年からは財務省や国土交通省の委員を務め、2004年には厚生労働省の2007年ユニバーサル技能五輪国際大会の総合プロデューサーとしても活躍した。その後、クリエイティブ・シニアを設立し、再び代表取締役社長に就任。2009年には「club willbe」を創設し、自身のネットワークを広げる活動も行っている。

私生活とエピソード

残間は結婚経験があるが、現在はシングルマザーとして息子を育てている。彼女は多忙な仕事の傍ら、様々なエピソードを持つ。例えば、静岡放送の入社試験において、面接官の一人が実は彼女が名乗った知人の会長だったという驚きの体験がある。また、アナウンサーとしての初期には、放送中に先輩アナウンサーを驚かそうとした結果、放送事故を引き起こしてしまうなど、面白くも驚きのエピソードを持っている。

残間の著書には、1976年に出版された『一度は結婚してみよう』や、2007年に出版された『モグラ女の逆襲』、さらには2019年に出版された『もう一度花咲かせよう』などがある。これらの書籍を通じて、彼女は女性の生き方や仕事に対する考え方を発信している。

メディアでの活動

残間は、様々なテレビやラジオ番組にも出演しており、特に「大垣尚司・残間里江子の大人ファンクラブ」や「おしゃべりラボ～しあわせSocial Design～」などではレギュラーとして活動。また、NHKラジオでは「残間里江子のわがままホリデー」を担当しており、国民の祝日などに不定期で放送される。彼女の豊富な経験と見識は、多くのリスナーに支持されている。

残間里江子は、豊富なキャリアと多様な活動を通じて、メディア業界での新しい形を切り開いてきた。彼女の活動は、これからも多くの人々に影響を与え続けることだろう。

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