母の詩2015 〜母の日によせて〜

母の詩〜母の日によせて〜

「母の詩〜母の日によせて〜」（ははのうたははのひによせて）は、文化放送が中心となって制作し、聖教新聞社の単独提供で放送されているラジオの特別番組です。2010年に始まり、それ以降毎年、母の日（5月の第2日曜日）の前週に当たるゴールデンウィーク期間中の祝日、特に5月3日を中心に放送されています。この番組の主な目的は、普段はなかなか口に出して伝えられない母親への感謝の気持ちを表す機会を提供することにあります。

番組内容

番組では、直近1年間に『聖教新聞』に掲載された読者からの投稿の中から、母親への感謝のメッセージや、母と子の心温まる感動的なエピソードが選ばれ、朗読形式で紹介されます。リスナーの体験に基づいたこれらの物語が、多くの共感を呼びます。朗読の合間には、歌手の島田歌穂さんが歌う楽曲「母」が流れ、番組の感動的な雰囲気を一層高めています。番組タイトルは、放送される年の西暦年号を冠しており、「母の詩[西暦年号]～母の日によせて～」という形式が取られています。

放送形態とネットワーク

本番組は、文化放送を幹事局（キーステーション）として、全国38のラジオ局で放送されるネットワーク番組です。これにはNRN（全国ラジオネットワーク）の加盟局の多くや、一部の独立系ラジオ局が含まれます。放送される日付は全国で統一されていますが、各局での放送時間帯は異なります。

放送時間には変遷がありました。番組開始から2021年までは、制作局である文化放送と一部のネット局では約1時間55分（115分間）の比較的長い時間で放送されていましたが、多くのネット局には文化放送から1時間弱に編集された短縮バージョンが配信されていました。しかし、2022年からは文化放送での放送時間が1時間（60分間）に短縮されたため、これに合わせて全国全てのネット局で同じ1時間のフルバージョンが放送される形式に移行し、放送時間が全局で統一されることになりました。

出演者

番組のパーソナリティは、文化放送のアナウンサー経験者が担当しています。2020年までは竹内靖夫さん（文化放送アナウンサー、最終担当時はフリー）が、2021年以降は野村邦丸さん（元文化放送アナウンサー）が務めています。朗読は、主に文化放送アナウンサーの水谷加奈さんが担当しており、2021年には水谷さんと共に鈴木純子アナウンサーも朗読を務めました。また、毎年様々な分野から著名なゲストを招いており、番組に彩りを添えています。

過去の主なスペシャルゲスト

2013年: 井上あずみ（歌手）、ジェロ（歌手）
2014年: 島田歌穂（歌手）、つるの剛士（歌手、俳優、タレント）
2015年: 南こうせつ（歌手）、今井絵理子（音楽グループSPEEDの元メンバー）
2016年: 植村花菜（歌手）、ユージ（タレント）
2017年: 原西孝幸（FUJIWARA）、はしのえみ（女優、タレント）
2018年: 照英（俳優、タレント）、関根麻里（タレント）
2019年: 渡辺徹（俳優）、白石美帆（女優）
2020年: 斎藤司（トレンディエンジェル）、杉山愛（元プロテニスプレーヤー）
2021年: 横山だいすけ（歌手）、鈴木あきえ（タレント）
2022年: hitomi（歌手）
2023年: 渡辺裕太（俳優）
2024年: 土佐兄弟（お笑いコンビ）
2025年: 保田圭（モーニング娘。の元メンバー）

文化放送での過去の放送日時例

以下に、文化放送における過去の放送日時の一部を示します。放送年によって開始時間や終了時間が異なることがわかります。

2015年5月4日: 09:00 - 10:55
2016年5月3日: 11:00 - 12:55
2017年5月3日: 11:00 - 12:55
2018年5月3日: 11:00 - 12:55
2019年5月3日: 11:00 - 12:55
2020年5月4日: 11:00 - 12:55
2021年5月3日: 11:00 - 12:55
2022年5月3日: 11:00 - 12:00
2023年5月3日: 10:00 - 11:00
2024年5月3日: 10:00 - 11:00
2025年5月5日: 10:00 - 11:00