母娘乱館

『母娘乱館』は、2012年9月28日にアリスソフトから発売されたアダルトゲームです。パッケージ版に先駆け、同年9月14日からDMMでダウンロード版の独占販売が開始されました。2013年にはピンクパイナップルからアダルトアニメ版が、2014年にはD☆Collectionからアダルトビデオ版がリリースされています。

ゲームシステム

プレイヤーは主人公の護を操作し、ヒロインたちとの交流を通じて絆を深めていきます。ゲーム内では、ポイントを貯めてヒロインと性行為を行い、受精ゲージを溜めていくことが目的の一つとなります。ヒロインが性交時に快感を覚えると一時的にタマゴを生成することがあり、このタマゴを所持している間は受精ゲージの上昇速度が速まり、妊娠しやすくなります。ただし、タマゴが消失するとゲージはリセットされます。

ヒロインたちは館内を自由に動き回りますが、その位置は地図上に表示されます。館には敵が侵入してくることがあり、ヒロインに接触しようとした際には防衛戦が発生します。主人公がヒロインのそばにいる場合は敵を撃退できますが、ヒロインが一人でいる場合は貞操ガードを用いて敵を追い払います。貞操ガードは主人公との絆が深いほど強力になり、枚数も増えますが、全て破壊されるとヒロインは敵に凌辱されてしまいます。

ストーリー

物語は、天涯孤独の身であった主人公の護が、神代家に引き取られたことから始まります。神代家の当主の妻である紗夜、その娘の琴音と莉々子たちと共に暮らすことになった護は、使用人として働きながらも、彼女たちと親密な関係を築いていきます。しかし、当主が病に倒れたことをきっかけに、神代家の女性たちは村人たちの性的欲望の対象となってしまいます。特に紗夜は跡継ぎとなる男子を産めないという悩みを抱えており、村人たちはその弱みに付け込み、琴音を「宴」という儀式に参加させようとします。

「宴」とは、若い女性を村人全員で輪姦して妊娠させるという、恐ろしい儀式でした。護は琴音を守るため、村人たちの魔の手から彼女を必死に守りますが、紗夜や莉々子にも魔の手が迫ります。護は、神代家の女性たちが凌辱されることを阻止し、彼女たちと結ばれることを目指します。また、過去に琴音が「宴」で慰み者にされていた事実が発覚し、護は衝撃を受けながらも、彼女たちを守る決意を新たにします。

登場人物

主人公

護（まもる）
本作の主人公。過去に村を襲った災害から生き残ったところを神代家に拾われ、使用人として働いています。ヒロインたちから慕われており、彼女たちを守るために行動します。

ヒロイン

神代琴音（かみしろ ことね）
声 - 岬友美
神代家の長女で、護にとって姉のような存在。心優しい性格で、周囲から愛されています。実は養子であり、過去に村人たちによる「宴」で輪姦された過去を持っています。護を心の支えに立ち直ろうとしています。
神代莉々子（かみしろ りりこ）
声 - 桜井美鈴
神代家の次女で、護を兄のように慕っています。幼い少女で、和服を好んでいます。選択肢によっては、同級生や不良に襲われて妊娠してしまうことがあります。
神代紗夜（かみしろ さや）
声 - 伊東もえ
莉々子の母で、当主の妻。護を実子のように可愛がっています。跡継ぎを産むことに焦っており、その弱みにつけ込まれ、ルートによっては村人に犯されることもあります。

サブヒロイン

雪乃（ゆきの）
声 - 白月かなめ
神代家のメイド。銀髪の少女で、常に冷たい表情をしています。ルートによっては護と恋仲になり、子を身ごもることもあります。
兼田 響子（かねだ きょうこ）
紗夜の友人で、既婚者ですが、護と性行為を行います。

その他の人物

神代 一騎（かみしろ いっき）
神代家当主で紗夜の夫。療養中のため、現在は紗夜に任せている。
篠原（しのはら）
一騎の部下で紗夜の補佐役。護のことを良く思っていません。
藪井（やぶい）
神代家の専属医で、病弱な莉々子を狙っています。
舟木（ふなき）
神代家執事。既婚者でありながら紗夜に想いを寄せています。
大野（おおの）
ふもとの村の村長。紗夜に相談を持ちかけてきます。かつては医者で、藪井とも知り合い。
進士（しんじ）
村の不良。一騎を恨んでいますが、紗夜には恩義を感じています。
貞二（じょうじ）
進士と行動を共にする不良。
兼田 真人（かねだ まさと）
響子の息子で、琴音と仲の良い護を快く思っていません。莉々子とは同級生で、彼女を尊敬しています。
小出（こいで）
琴音に想いを寄せる庭師。

スタッフ

監督：風麟
原画：MIN-NARAKEN

出典

外部リンク

Windows版
ピンクパイナップル

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