気仙沼警察署

気仙沼警察署について

気仙沼警察署は、宮城県警察の管轄下にあり、気仙沼市における地域住民の安全を守る重要な役割を担っています。この警察署には、高速道路交通警察隊の気仙沼分駐隊も拠点を置いており、地域の交通安全にも貢献しています。

歴史

気仙沼警察署の歴史は古く、その起源は明治時代に遡ります。1887年（明治20年）には、志津川警察署気仙沼分署から気仙沼警察署へと改称されました。その後、1929年（昭和4年）には市内で発生した大火により庁舎が焼失するという困難に見舞われました。しかし、1954年（昭和29年）の新警察法の施行に伴い、宮城県気仙沼警察署として再発足し、新たなスタートを切りました。

2011年（平成23年）には、東日本大震災による津波で庁舎が被災し、一時的に気仙沼・本吉広域防災センターへ機能を移転。その後、花の道けせんぬまパーキングに仮設庁舎を設置し、旧鼎が浦高校跡地へ仮庁舎を移転しました。そして、2016年（平成28年）3月22日には、現在の新庁舎が完成し、移転しました。

また、2019年（平成31年）4月3日には鹿折駐在所がBRT鹿折唐桑駅前に移転し、地域住民の犠牲者や殉職した警察官のための慰霊碑も建立されました。2023年（令和5年）4月1日には、小原木駐在所が廃止され、唐桑駐在所小原木連絡所となっています。

組織

気仙沼警察署は、以下の組織で構成されています。

署長
副署長
会計課
警務課
留置管理課
刑事課
生活安全課
地域課
交通課
警備課

交番・駐在所

地域住民の安全を守るため、以下の交番と駐在所が設置されています。

気仙沼中央交番 - 気仙沼市本町一丁目2番32号
鹿折駐在所 - 気仙沼市中みなと町141番地
松岩駐在所 - 気仙沼市松崎浦田165番地1
新月駐在所 - 気仙沼市松川前133番地
階上駐在所 - 気仙沼市長磯前林73番地
大島駐在所 - 気仙沼市廻館120番地5
唐桑駐在所 - 気仙沼市唐桑町明戸215番地1
本吉駐在所 - 気仙沼市本吉町津谷館岡97番地の1
大谷駐在所 - 気仙沼市本吉町寺谷21番地11

連絡所

唐桑駐在所小原木連絡所 - 気仙沼市唐桑町岩井沢103番地1

警備艇

こまくさ 宮2 （3.4t）

その他

気仙沼警察署では、運転免許の更新手続きも行っています。免許センターから遠隔地にあるため、管内の運転者は気仙沼警察署で即日交付を受けることができます。受付時間は、月曜から金曜と第2日曜日の午前8時30分から9時30分、および午後1時から2時です。

また、2010年（平成22年）7月12日には、包丁を持った強盗が押し入る事件が発生しましたが、即時現行犯逮捕されています。

外部リンク

宮城県警察公式ウェブサイト

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