気絶するほど悩ましい

Char「気絶するほど悩ましい」

「気絶するほど悩ましい」は、1977年にリリースされたCharの2枚目のシングルです。Charにとって約1年ぶりのシングルとなり、作詞は著名な作詞家である阿久悠が手掛けました。これまで自作曲を中心に発表してきたCharにとって、初の外部作家による作品として話題を呼びました。

楽曲の特徴

阿久悠による印象的な歌詞と、梅垣達志によるメロディアスな作曲、そして佐藤準による洗練された編曲が融合し、Charの新たな魅力を引き出しています。シングルは30万枚のヒットを記録し、Charの代表曲の一つとなりました。

同年11月に発売されたアルバム「Char II have a wine」には、アコースティック・ギターとパーカッションのみで伴奏される別テイクが収録されています。シングルとは異なる、よりアコースティックで落ち着いた雰囲気が楽しめます。

2015年5月にリリースされたCharのアニヴァーサリー・アルバム「ROCK+」に、福山雅治が楽曲提供した『7月7日』は、『気絶するほど悩ましい』のアンサーソングであるとされています。時代を超えて、楽曲が影響を与え続けていることがわかります。

収録曲

1. 気絶するほど悩ましい
作詞：阿久悠
作曲：梅垣達志
編曲：佐藤準
2. ふるえて眠れ
作詞：阿久悠
作曲：Char
編曲：佐藤準

カバー

「気絶するほど悩ましい」は、リリース以降、数多くのアーティストによってカバーされています。以下はその一部です。

梅垣達志（1977年、アルバム『CAT A LOG』に収録）
沖田浩之（1982年、シングル）
島田歌穂 （1990年、アルバム『All Need Is Myusic』に収録）
香坂みゆき（1991年、アルバム 『Cantos 1』に収録）
藤井フミヤ（1997年、アルバム『Psyche-Delicious Char Tribute Album』に収録）
ISSA（2008年、アルバム『VISION FACTORY COMPILATION 〜阿久悠、作家生活40周年記念〜』に収録）
西寺実（2009年、カバーアルバム『ふぞろいのロックたち 其之壱』に収録）
中森明菜（2016年、アルバム『Belie + Vampire』に収録）

幅広いジャンルのアーティストにカバーされており、楽曲の普遍的な魅力が伺えます。

関連事項

1977年の音楽
阿久悠
佐藤準

外部リンク

気絶するほど悩ましい - 歌ネット

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