水越眞子

水越眞子（みずこし まこ）は、CIRCUSの恋愛アドベンチャーゲーム『D.C. 〜ダ・カーポ〜|D.C._〜ダ・カーポ〜』シリーズに登場する人気キャラクターです。風見学園付属の三年一組に所属しており、主人公である朝倉純一のクラスメイトであり、親友の音夢とはいつも一緒に行動しています。

快活で男勝りな性格

2月14日生まれの眞子は、身長154cm、スリーサイズは80/55/85というかわいらしい外見とは裏腹に、サバサバとした快活な性格の持ち主です。男女問わず友達が多く、誰とでもすぐに打ち解けられる社交性があります。多くの女性キャラが主人公の純一に対して敬語で話すのに対し、眞子はタメ口で話す数少ないキャラクターの一人です。純一とは、いつも憎まれ口をたたき合う喧嘩友達のような関係ですが、その根底には淡い恋愛感情が秘められています。

鍋を愛する音楽少女

眞子は、姉である水越萌と同じく鍋料理が大好きで、毎日姉と二人で学校の屋上で鍋を囲んでいるシーンは、彼女たちの日常を象徴する光景です。また、音楽部ではフルート奏者として活動しており、幼い頃に両親から贈られたフルートを大切にしています。その腕前はかなりのもので、数々のコンクールで入賞するほどです。普段は勝ち気で男勝りな性格ですが、実はホラー映画やオカルト系の話が苦手で、辛いものも苦手という意外な一面も持っています。

意外な一面と周囲との関係

毎年バレンタインデーには女子生徒から大量のチョコレートを受け取り、ホワイトデーにはしっかりとお返しをするという、高い人気ぶりも伺えます。また、喧嘩っ早い一面もあり、純一や杉並に対して鉄拳を振るうこともあります。その腕っぷしの強さから、純一には「炎の拳を持つ男」や「XY染色体を持つ女」などとからかわれています。自分の靴下を臭いと思っているという、少し変わった一面も持っています。普段は短髪ですが、コミック版「D.C.S.G.」では少しだけ髪を伸ばした姿を見ることができます。

家族構成

水越家は、初音島で最大規模の総合病院を経営しており、眞子自身もお嬢様という設定です。姉の萌は、妹とは対照的に大人しい性格をしており、妹とは異なる魅力を持っています。また、ゲームやアニメには弟の智也も登場しますが、それぞれ異なる学年に所属しています。

ゲームでの活躍

初代『D.C.』では、下級生からの告白を避けるために、純一に偽の恋人役を頼み込むというコミカルなエピソードが描かれています。また、眞子はシリーズのヒロインの中で唯一魔法が物語に絡まないキャラクターです。当初は姉のサブキャラクターという位置づけでしたが、その人気からメインヒロインの一人となりました。

続編の『D.C.W.S.』、『D.C.S.V.』、『D.C.F.S.』、『D.C.A.S.』では、本校に進学し、純一との関係がより深く描かれています。『D.C.W.S.』では、コンサートの練習のために純一と距離を置こうとするも、最終的には二人の関係はより親密なものになります。

『D.C.II』では名前のみの登場ですが、音楽室には彼女が入賞したフルートコンクールの賞が飾られており、その活躍を伺い知ることができます。

アニメでの活躍

アニメ版では、第7話と第12話で主演を務めました。特に、第7話では屋上での鍋パーティーで、鴨を捕まえようとして騒動を起こすというコミカルなシーンが描かれています。アニメ版では、音楽部の設定はなく、フルートを演奏する場面はありません。また、純一に恋心を抱き、彼と偽の恋人として過ごす中で、普段の快活な性格とは異なる一面を見せるシーンも見どころです。

『D.C.S.S.』では、他のキャラクターたちと共に、主人公をサポートする役割を担っています。こちらではフルートを演奏する場面があり、純一への好意も示唆されています。

担当声優

眞子の声を担当した声優は、作品によって異なります。18禁版の初代と『SV』では長崎みなみが、コンシューマ版やアニメ版では松岡由貴が、その他にも黒川百合、山田ゆな、伊藤かな恵といった声優が担当しています。彼女たちの演技によって、眞子の魅力的なキャラクターがより一層引き立てられています。

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