水野祐希

水野祐希のプロフィールと経歴

基本情報

水野祐希（みずの ゆうき）は、1987年6月9日生まれで、愛知県春日井市出身のプロ野球選手です。ポジションは捕手であり、現在は野球指導者としても活動しています。

プロ入り前の活動

水野は、東邦高等学校で野球を学びました。高校時代には、木下達生とバッテリーを組み、2005年に主将に就任。彼のリーダーシップの下、チームは第77回選抜高等学校野球大会でベスト8に進出しました。その大会では、育英高校との試合で、延長10回裏にサヨナラ三塁打を打ち、勝利をもたらしました。また同年のAAAアジア選手権では、日本代表の副主将として活躍しました。

高校卒業後の2005年10月3日に行われた高校生ドラフトで、東京ヤクルトスワローズから4位指名を受けてプロ入りしました。この際、彼とバッテリーを組んだ木下選手も日本ハムから指名され、二人の進路が注目されました。

ヤクルト時代

水野はプロ入り後、2006年のシーズンから東京ヤクルトスワローズでプレーを始めました。ただし、初年度は二軍での体力強化に専念し、一軍には昇格できませんでした。イースタン・リーグでは18試合に出場し、その中で4月18日の対日本ハム戦でプロ初打席初安打を記録しました。

2008年シーズンでは、48試合に出場し、捕手として43試合でマスクをかぶり、守備率は.991を記録。ただし、打率は.183と伸び悩みました。2009年には捕手の中村悠平や新田玄気の加入により、出場はわずか13試合にとどまりました。

2010年以降は出場機会が減少したものの、プロ初本塁打を放ち、打撃面で成長が見られました。2012年には初めて春季キャンプに一軍メンバーとして選出され、2013年10月には球団から戦力外通告を受けました。退団後は、二軍でスタッフを務め、2018年までマネージャーとして活躍しました。

ヤクルト退団後の活動

2021年から福岡で自ら室内練習場「ボールハウス」を開設し、野球教室を行っています。また、2022年には九州ハニーズという女子硬式野球チームのバッテリーコーチに就任し、女性の野球振興にも寄与しています。

2024年6月には、九州アジアリーグの準加盟チームである佐賀インドネシアドリームズのコーチに就任することが発表され、さらに7月には兼任コーチとして現役復帰を果たし、数試合で捕手として出場しましたが、安打は記録できませんでした。

結論

水野祐希は、プロ野球選手としてのキャリアを持ちながら、指導者としても活躍を続ける若い才能です。彼の今後の活動にも注目です。

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